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書類選考に通過できる職務経歴書の書き方

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職務経歴書で重要なことは、面接官に「会ってもいいかな」と興味を持ってもらうことです。

私は9回の転職をしていますが、書類選考には問題なく通過することができています。

面接官がどんな視点で職務経歴書を読むのかを意識することで、書類選考に通過できる可能性を上げることができます。

採用担当者にあなたのよさをアピールして、面接のチャンスをつかみ取りましょう。

目次

職務経歴書の目的

職務経歴書を通してやるべきことは、面接官に「会ってもいいかな」と興味を持ってもらうことです。

「実績」や「スキル」はあって困ることはないですが、いちばん重要なのは読みやすさです。

読みやすく、面接官が興味を持つ内容になっていれば、

「スキルがない」「実績がない」「短期離職が多い」という人であっても、書類選考に通過することはできます。

私の職務経歴書には、累計で9社分の職務経歴が記載されています。

そのうちの8社は短期離職ですが、書類選考に通過することができています。

内容は立派でなくてもいいので、どうしたら「会ってもいいかな」と面接官に興味を持ってもらえるのかを考えましょう。

ここからは、面接官が「会ってもいいかな」と書類選考に通過させてくれる職務経歴書の書き方を紹介していきます。

最後まで読まれることを意識する

採用担当者は暇ではありません。
職務経歴書を提出したとしても、内容次第では最後まで読んでもらえない可能性があります。

もし採用担当者が最後まで読みたいと思えない職務経歴書になっているなら、どれだけたくさん応募しても書類選考に通過できないこともあり得ます。

ちなみに私の職務経歴書はA4で5枚分あります。

履歴書の職務経歴は2ページまでギッシリ埋まっていて、他の人に比べてかなり文字数は多いです。

それでも書類選考には通過できるので、最後まで読んでもらえていると思っています。

読まれる職務要約の書き方

その会社で働いた期間だけでなく、何をやったのかを書きましょう。

働いた年数だけなら、履歴書を見れば分かります。

職務要約は最初に書くことが多いので、ここの書き方であなたの印象が決まります。

【職務要約の書き方例】
20◯◯年◯月に株式会社Aに入社し、20◯◯年◯月までに販売職を約1年6ヶ月経験。接客、店内催促品業務を行いました。
その後、P株式会社で9ヶ月働き、事務、内勤営業として主に個人向けにインターネットの営業を行いました。

20◯◯年◯◯月にはK株式会社に入社、1年5ヶ月の間、営業として店舗廻りを任されました。

実際の内容とは少し変えていますが、これが私が職務要約に書いている内容ほぼそのままです。

これを見るだけで、働いた年数とやったことが伝わる内容になっています。

これまでに働いている会社の数は約10社あるので、本物の職務経歴書では例文の2倍ほど内容があります。

それでも書類選考に通過できているので、きちんと書けば働いた会社の数や年数はそこまで影響しないと考えています。

職務経歴の書き方

職務経歴で書く内容は、

・職務内容
・実績
・活かせる経験や知識

がメインになりまます。

私の職務経歴書の一部を紹介すると、次のようになっています。

どんなことを経験し、職場が変わっても何を活かせるかが伝わるようになっています。

働いた会社数が増えてたとしても、

経験や知識を伝える回数も増えているので、マイナスに伝わりにくくなっています。

文章を減らす

基本的には箇条書きにしましょう。
長々と文章が書かれていても、採用担当者は読んでくれません。

職務経歴書の書き方に指定がないのであれば、

【項目】
・内容
・内容

で書くと読んでもらいやすいです。

職務内容は詳しく書かなくてもいい

職務経歴書で重要なのは、「会ってもいいかな」と面接官に興味を思ってもらうことです。

興味を持ってもらえればいいので、あえて細かい内容を書く必要はありません。

むしろ最低限の内容で概要だけを伝えるほうが、喜ばれる傾向にあります。

概要を端的に伝えることができれば、仕事のコミュニケーションができるというプラスの判断もされやすいです。

【職務内容の書き方例】
・問い合わせ対応
・商品陳列、装飾品設置、在庫整理(接客・販売)
・入電対応、情報登録
・利用者の食事、トイレの介助(介護福祉)

100%伝わるように書くことは不可能です。
他の業界の人でも分かるような概要だけを書くようにしましょう。

きちんと伝えようとしすぎて長々と書くのは逆効果になる可能性があるので注意が必要です。

内容ごとに見出しをつける

内容がながくなってしまうのであれば、見出しをつけるだけで読みやすくなります。

見出しは【】やーーでくくってひと目で分かるようにしましょう。

【見出しなし】

接客の経験を通して、コミュニケーション能力や商品の陳列術、装飾技術を学びました。

【見出しあり】

-活かせる経験・知識-
・担当者やその他店舗従業員とのコミュニケーション能力
・商品の陳列・装飾技術
・時間管理、体調管理

これだけで読む側に伝わりやすくなります。

異業種への転職

異業種に転職したい時に職務経歴書で注意することは、経験のない人に伝わるように書くことです。

採用担当者があなたの職務経歴書を見た時に、知らない単語がたくさん並んでいたら最後まで読んでくれない可能性もあります。

また、最後まで読んでくれたとしても、内容が十分に伝わりません。

「なんか色々書いてあるけど、よく分からなかった」となってしまえば、書類選考で落とされます。

このことに気が付かずにいると、いくら応募しても一生書類選考を通過できません。

【異業種に転職する時の書き方の注意】
・専門用語を使わない
・その業界の人にしか分からない実績を使わない

誰が読んでも分かる単語や表現を使うことを意識しましょう。

自己PRの書き方

「見出し」「見出しの詳細」「内容の説明」の順番に書くと伝わりやすいです。

書き方例

●予測をして行動する先読み能力
1)継続して商品を、、
A株式会社において、、、
2)早めに交渉を
内容

●行動していくことで必要な情報を得ていく
1)事前準備を大切にすることによって得られる顧客満足
株式会社E
2)話をすることで改善点を、、、
内容

文章だらけにしないことが大切

ダラダラと文章ばかり書いてあっても採用担当者が内容を理解しにくくなってしまいます。中には読みにくいだけで、最後まで読んでもらえないなんてこともあり得ます。

見出しがあるだけで読みやすさが格段に変わるので、内容を書き終えたら見出しをつけてあげましょう。

実績の探し方

実績は立派なものでなくても大丈夫です。

自分が行動したことに対して得られたものがあれば実績になります。

実績の例
・数字
・昇格
・感謝された
・褒められた

実績がないと感じているなら

「ありがとう」と言われたなど、日常で起こった出来事も実績になります。

実績はあるに越したことはないですが、それ以上に自分が思っていることを伝えられることが大切です。

実績がないと感じているのであれば、自分が経験したことを言葉で伝えられるとアピールすることを重視しましょう。

実績が数字にない時の書き方としては、

「自分の取った行動」を最初に書いて、「第三者からの評価」を付け加えるようにしましょう。

この第三者は、上司・同僚・取引先の誰でも大丈夫です。

【数字がない時の実績の伝え方】
「自分の行動」+「第三者からの評価」

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数字の書き方

実績を伝える上で数字は説得力があります。

しかし、ただ数字を書いたからと言って、評価されるわけではありません。

数字を伝える時に大切なのは、数字がすごいかどうかを判断する基準を付け加えることです。

【良い書き方の例】
・お客様満足度全体平均超え(3ヶ月連続)
・◯◯単価全体基準達成(※◯◯単価:△△を売った際の金額の平均)

お客様満足度4.8点など、数字を書いたとしても、その業界を知らない人にとってはいのか悪いのか分かりません。

わざわざ書いているのだから5点満点なんだろうなとは推測はできますが、採用担当者に推測させてしまっている時点で論外です。

誰が見ても「いい数字なんだな」「いい結果なんだな」と思ってもらえるように書きましょう。

活かせる経験やスキルの書き方

活かせる経験やスキルは、その仕事に一般的に持たれているイメージで問題ありません。

あまりにイメージとかけ離れた内容を書いても、採用担当者は疑問を持つだけです。

ありのままを書いておきましょう。

ここからは、経験やスキルの例を紹介していきます。

経験やスキルの例

事務

・優先順位をつけて行動する能力
・顔の見えない相手にも信頼される対応能力

接客

・優先順位をつけて行動する能力
・顔の見えない相手にも信頼される対応能力

営業

・担当者や関係従業員とのコミュニケーション能力
・時間管理、体調管理

販売

・他店舗従業員とのコミュニケーション能力
・商品の陳列・装飾技術

短期離職は隠してもバレないのか

短期離職を隠すとバレるパターン

短期離職を隠したとしても、バレる可能性は非常に低いです。

ただし、、

直近で保険に入っていた会社だけは隠さないようにしましょう。

隠してしまっていると、保険に入ろうとした転職先でバレます。

短期離職を隠さない方がいいパターン

短期離職がバレないとしても、隠さないほうが転職にいい影響がでることもあります。

隠さないほうがいいパターンとしては、

・隠すと面接での説明が不自然になってしまう

ということです。

書類選考に通過したら待っているのが面接です。

面接では職歴や転職理由を確実に聞かれます。

その時に、職歴を隠したことが原因で話しにくいのであれば、隠さずに書いておいたほうがいいです。

転職回数が多いとしても、面接でひとつひとつの理由を説明できればそれほどマイナスにはなりません。

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自分ではマイナスだと思ってもプラスになることもある

世間的には悪いとされることでも、相手の立場や考え方によってはプラスになることもあります。

例えば私の場合は、これまでに約10社で働いています。

20代で5回の転職をして、そのうちの4回は短期離職です。
これだけ聞くと世間的にはかなりマイナスに思われます。

ですが短期離職をしてしまって悩んでいる人がこれを聞いたら、「短期離職しても転職できている」という実績になります。

実際の仕事でも同じことが起こります。

私はどこまでやったらいいのかの基準がしっかりしていないと仕事ができません。

普通の人が気にしないようなことまで気にするので、質問してウザがられるという経験もかなりしてきました。

この質問するという行為は、言い換えればきちんと確認をするということになります。

ミスや危険を発生させたくない職場では、この細かく確認することを有り難がられることもあります。

会社の環境や話す相手次第で、悪いと思っていた個性はプラスになります。

実績や自己PRを考える時には、自分が悪いと思っていることが仕事で活かせないか考えてみましょう。

記憶力が悪い

忘れないようにしっかりメモを取る。メモを取ることでしっかりやってくれているように思われる。

どこまでやればいいのか分からないと仕事ができない

どこまでやればいいのか確認することで仕事ができる。この確認行為を評価してくれる職場では活躍できる。

職務経歴書の書き方が分からないなら

職務経歴書の内容の善し悪しは自分では分からないことが多いです。

ネットの情報を真似して作り、頑張って応募しても書類選考でいつも落ちるなんてこともあります。

書類選考で落ちることが多いのであれば、

採用担当者に「会ってもいいかな」と思われる内容になっていない可能性が高いです。

私もX(旧Twitter)を通して相談を受け、職務経歴書を添削することがありますが、

ひと目見て「これじゃあ書類選考で落とされるよね」と思う内容もよく見かけます。

書類選考に悩んでいるのであれば、転職エージェントや就職支援を利用して、職務経歴書の一緒に作ってもらいましょう。

転職相談をしている人たちは転職活動のプロです。

採用担当者が書類のどこに注目しているのかもしっているので、書類選考に通過しやすい職務経歴書の作成をサポートしてくれます。

職務経歴書の作成を手伝ってもらったとしても、納得のできる求人を紹介してもらえなければ、そこで転職する必要はありません。

まずは書類作成だけ手伝ってもらうぐらいの気持ちで相談してみましょう。



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同じ業界出身者に相談することができるので、あなたの悩みに寄り添ってもらえます

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履歴書と職務経歴書のフォーマット

私が転職活動で実際に利用した履歴書と職務経歴書のフォーマットをダウンロードできるようにしました。

PCを使って、履歴書や職務経歴書を作ろうとしている方はぜひ利用してみてください。
※PC用なので、スマホだとレイアウトが崩れる恐れがあります。

履歴書


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職務経歴書


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面接で意識すること

受け答えのベースは職務経歴書の内容で

まずは職務経歴書に書いた内容を話すことを意識しましょう。

面接で聞かれて答えた内容と書類の内容で違いが出ると、面接官は違和感を持ちます。

面接官は書類の内容を見て、あなたへのイメージを作っています。
そのイメージと話す内容があまりにかけ離れていると、「思っていた人と違う」となってしまいます。

書類選考に通過できたのであれば、面接官はあなたに興味を持ってくれています。

興味を持ってくれているあなたとは、職務経歴書で伝えたあなたです。

自信を持って自分のことを伝えましょう。

転職理由はしっかり説明する

転職理由はごまかさず、自信を持って答えましょう。

特に短期離職していると、短期離職を答えることに抵抗を持ちがちです。

「誤魔化す」「隠す」というイメージを持って答えると、質問から逃げようとしていると捉えられてしまいます。

転職理由や短期離職理由を聞かれた時には、説明をするという意識を持ちましょう。

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