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【例文あり】面接で実際に言った転職理由。マイナスに聞こえない伝え方とは。

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転職理由は無理にポジティブに伝える必要はありません。ネガティブな内容であっても、面接官の欲しい情報が伝われば採用してもらうことができます。

この記事では短期離職を9回している私が面接で話している転職理由をまとめました。

目次

転職理由を話す時のポイント

転職理由を伝える上で重要なことは、相手に共感してもらうことです。

共感を得られる内容であれば、基本的に何を言っても問題ありません。あえて内容をポジティブにする必要はなく、ネガティブでも問題ありません。

「そうだよね、そういう状況で働きたくないよね」を面接官が感じれば、大きく突っ込まれることもありません。

突っ込まれないようにするためには、他責に聞こえないような伝え方を意識しましょう。他責に聞こえる内容だと「じゃあ同じ状況になったら辞めるの?」と疑問を持たれてしまいます。

転職理由の2つのポイント】
・他責だと思われないようにする
・共感を得られるようにする

面接で言った内容

・肉体労働で体力的にきつい
・倫理的に耐えられない業務内容があった
・契約期限
・新しいことに挑戦したい
・会社の経営状況がよくなかった
・正社員になれない

肉体労働で体力的にきつい

「体力的にきついのは誰でも嫌」「できるだけ長く働きたい」という2つの点で共感を得やすい転職理由です。

わかりやすい肉体労働の仕事であればあるほど効果的な理由になります。

【伝え方の例】
配送で重いものを運ぶ仕事をしていました。一度足を怪我したことがあり、その時には仕事が全くできなくなりました。10年後に体力が落ちても今のように働けるのかと考えたときにキツイと感じ、転職活動をはじめました。

倫理的に耐えられない業務内容があった

相手のことを考えていると思ってもらえる内容が、倫理的に耐えられない内容です。

「お客さんが必要としていないものも売らないといけない」「自分だったら電話されなくない時間に電話しないといけなかった」などを転職理由で話しています。

【携帯ショップ】
携帯ショップにはノルマがあり、達成するためにはお客さんが必要としていないものも売らないといけませんでした。接客アンケートや売上金額など、自分が納得できる目標は達成することができましたが、必要のないものを売らないといけないことへの後ろめたさは最後まで消えませんでした。
【コールセンター(電話営業)】
12時台や19時以降も電話しなければならず、自分だったら電話されたくない時間に電話しないといけないことに耐えられませんでした。12時台はお昼だからゆっくり食べたいし、19時は疲れて帰って来る時間なので自分だったら電話されたくないと考えていました。

契約期限

派遣やバイトの契約期限はそのまま伝えて大丈夫です。私は過去の面接で「契約期間の問題?」と面接官の方から聞かれたこともありました。

【伝え方の例】
派遣社員だったため契約期限がありました。

新しいことに挑戦したい

今の会社ではもうやることがないのであれば、転職理由としては効果的です。

ただし、今の会社でやることはやったというアピールは必要です。

【伝え方例文】
◯◯の仕事をやり✕✕を達成しました。しかし実際にやりたかった△△はできず、改めて挑戦したいと思って転職活動を始めました。御社では△△の仕事をできる環境が整っていると感じ、応募しました。
【今の会社でアピールしたほうがいい内容】
・業務の効率化をした
・基準の数字を達成するために工夫をした

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正社員になれない

正社員になれないことは説得力のある転職理由です。正社員になりたい理由と併せて話すようにしましょう。

伝え方に注意が必要な内容

・やりたいことと違った
・会社の経営状況が悪かった

やりたいことと違った

やりたいことができなかったが転職理由の場合は、新しいことに挑戦したいと言い換えましょう。

やりたいことができなかったは他責になってしまうためです。転職理由としては効果的な内容であるため、伝え方にさえ気をつければ面接官も納得してくれます。

成長できない

成長できないはそのまま伝えると他責になってしまい、印象がよくありません。

成長できないから辞めるのは新しいことをやってみたいという気持ちの現われであるので、新しいことに挑戦したいに言い換えましょう。

会社の経営状況が悪かった

入社した会社の経営状況が悪く、最終的に辞めたことがあります。

かなりレアな状況ですが、伝える時には「やることはやった」ということを伝えましょう。

【伝え方の例】
会社の経営状況が悪く、事務で入社したのに電話営業をすることになりました。私なりにやれることはやりましたが、会社の経営を回復させるには至りませんでした。状況があまりに変わり続け、一旦落ち着いて働きたいと考え転職活動をはじめました。

伝えない方が無難な内容

・パワハラ、アルハラ
・電話が嫌になった
・体育会系だった

パワハラ、アルハラ

私自身はこれらの内容を転職理由の中で話しています。

ですが、ある程度が会話が弾んでいたり相手との信頼関係を築けたと思える状況でなければ、話すとマイナスになってしまいます。

話していいかの見極めが必要な内容なので、面接では話さないほうが無難です。

下手に話すと「口が軽い」「悪口をすぐに言う」と印象を持たれてしまう可能性が非常に高いからです。

電話が嫌になった

コールセンターで働いてた時には、1日400件の電話をさせられました。このことがトラウマとなり、今では電話対応のある仕事ができなくなりました。

このことは転職理由として言ったことは一度もありません。

共感を持ってもらえるかは面接官によって変わってきてしまうため、愚痴や不満として捉えられている可能性もあります。

ただし電話が嫌になった理由が「顧客目線で考えた時に違和感があった」という内容であれば話して問題ありません。

その時には、電話が嫌になったと伝えるのではなく、「◯◯の時間に電話をされるのが自分なら✕✕の理由で嫌で違和感があった」と伝えましょう。

体育会系だった

試用期間中に辞めた会社は体育会系の会社でした。業務で実績を残ることよりも、上司に気に入られることが重視されていました。

その価値観が合わずに、パワハラを受けて退職しました。

この転職理由の場合は、「やれることをやったけど合わなかった」という点に注目して伝えることがおすすめです。

【例文】
業務の中で効率化できる部分を見つけて伝えたが、検討すらされずに即却下されてしまった。感じたことや業務へのやりがいをより得たいと感じて、転職活動をはじめた。

体育会系はゴリ押し気質なので、合わない人には合わないです。今は効率化を求める企業も増えているので、「違和感を持ってこうしたかった」という内容はアピールポイントになります。

まとめ

転職理由を考える時には「共感を得られるか」「他責にならないか」に注目するようにしましょう。

共感を得られるのであれば、内容はネガティブでも問題ありません。面接官に「この人となら働いてもいいかな」と思ってもらえれば採用してもらうことができます。

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