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引きこもりが1年ぶりの仕事で限界に。社会復帰する時に注意すること。

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引きこもりが社会復帰するには、ものすごい努力と勇気が必要です。

それなのにせっかくやった仕事が合わなくても引きこもりに戻ってしまってはもったいないです。

私も引きこもりから社会復帰した時には、1日でその仕事が無理だと感じたました。

引きこもりが社会復帰し、しっかりと働けるようになるには段階を踏んでいく必要があります。

この記事では、引きこもりから社会復帰をした経験を元に、「引きこもりが社会復帰する時に注意すること」を紹介します。

目次

1年間働かなかった理由

パワハラでメンタルが限界に

私は20代で5回の転職をしました。30歳までに「仕事をしっかり決めたい」「住む場所をしっかりさせたい」と思っていました。

そして30歳手前で、最後の転職のつもりで転職をしました。ですがその会社を2ヶ月未満で辞めました。

価値観の違いからパワハラを受け、精神的に限界を迎えたからです。

辞める直前には、会社で泣いてしまったほどでした。

もう二度と働きたくないと思い、1年間働かずに過ごしました。

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1年間考えていたこと

貯金が尽きたら死のうと思っていました。

ですが、ただし死を待つのも悔しかったので、貯金を崩してブログなどのコンサルを受けました。

働こうと思った経緯

コンサルで150万円を使ったこともあり、貯金はかなり少なくなっていました。

生活費ぎりぎりの金額で、働かないと生活ができなくなるレベルになっていました。

1年ぶりの仕事の条件

働こうとは思ったものの、正社員は絶対に嫌だと感じていました。

そのため、いろいろな派遣会社に登録し、仕事を探しました。

【仕事の条件】
・週3日から4日
・1日6時間から7時間
・通勤時間は40分以内
・電話対応なし
・スーツNG

事務の仕事をメインで探しましたが、受付の電話対応がある職場がほとんどで、なかなか条件に合う場所は見つかりませんでした。

また電話NGと伝えてあったにも関わららず、コールセンターを紹介してくる派遣会社もありました。

日雇いの軽作業を選択

私が1年ぶりの仕事として選んだのは、日雇いの仕事でした。倉庫内での軽作業で、家からも40分ほどの距離でした。

日雇いだったため、

・自分の働きたい日だけ働ける
・週3日でもOK
・前日でも仕事を入れられる

という点を魅力に感じました。

1日で挫折

1年ぶりの仕事でしたが、1日でもう無理だと感じました。

簡単な軽作業でしたが、手先の不器用さから思うように仕事をできませんでした。

現場の管理の人からは、「こいつダメだな」「来たから仕方なく使ってやる」という視線を向けられ、精神的にもダメージを受けました

倉庫という狭い空間の中での作業だったため、閉塞感があり、ずっと監視されているような感覚もありました。

挫折してどうなったのか

仕事を再開しようと思っていたタイミングで、たまたま以前働いてた会社から「最近仕事が忙しくなってきた」と連絡が来ていました。

そして週3日でもいいから来て欲しいと言われていたので、アルバイトとして復帰しました。

もし声をかけてもらえていなかったら、データ入力の仕事をメインで探そうとしていました。

電話入力なし、スーツじゃなくていいという条件に合うからです。

本格的に転職活動を始めた

誘ってもらった会社も半年ほどで辞めました。

そもそも辞めた原因が、体力仕事なので10年語を考えた時に続けるのがきついと感じたことでした。

それは正社員からアルバイトになっても変わらず、夏場はしょっちゅう熱中症になりかけました。

落ち着いて長く働ける会社を目指し、オフィスワークをメインに転職活動を始めました。

1年ぶりに働く時の仕事の探し方

いきなり週5日フルタイムを選ばない

1年間働いていなかったということは、何かしらの理由があるはずです。精神的なダメージを受けていたり、子育てで時間を使っていたりと、事情は人それぞれです。

共通して言えるのは、仕事をすることはとても精神力や体力を使います。そのため、1年ぶりに働く人は、ずっと働いている人よりも疲労感を感じやすいです。

まずは週3日だったり、1日6時間だったりの働き方をして、仕事をすることへのリハビリからはじめてみましょう

正社員として働きたいという方もいると思いますが、正社員は仕事の力が多く責任も重いです。そのため、アルバイトや派遣社員などで、仕事をしても大丈夫と感じてから、正社員の仕事を探すのがおすすめです。

私は派遣社員やアルバイトをする中で、「週5日フルタイムはメンタル的に無理」と感じ、正社員に求める条件を満たせないと実感しました。

いきなり正社員を選ぶと、「思ったよりメンタルが回復していなかった」「希望の条件と違う部分があり、やっぱりダメだった」となってしまうことがあります。

実際に私は、「スーツNG」と思っていながらスーツの仕事をしたら、1ヶ月ほどで辞めることになりました。過去に辞める原因となったことは、仕事を探す時の条件として外さないようにしましょう。

正社員にこだわらない

正社員は仕事の量が多い、責任が重いです。それに加え、採用されにくい・仕事の種類が少ないです。

会社は、正社員として雇う以上は、長く働いてくれ、しっかりと仕事をしてくれる人を選びたいと思っています。そのため、非正規社員として働くのに比べて、採用までのハードルが高いです。

就職活動をしている中でなかなか内定をもらえないと、それだけで精神的ダメージを受けてしまいます。ただでさえ1年ぶりに働くというのは、メンタルのダメージを受けやすいです。

非正規社員で仕事を探すことで、「なかなか採用されない」というダメージを減らすことができます。

非正規社員にこだわらないことで仕事の幅が広がる

正社員での募集は、職種や業種ごとに仕事の内容が絞られてきます。また募集があったとしても、経験者募集となっていることが多いです。

ですが非正規社員で探すと、正社員では求人の少ない仕事を見つけることができます。例を挙げると、ゲームや家電用品のテスターなどが該当します。

今まで選択肢に入れていなかった思わぬ仕事と出会えることもあるので、非正規社員として働かないにしても、アルバイトや派遣の求人を眺めてみましょう。やりたいことが見つかるかもしれません。

引きこもりから復帰して経験した仕事

引きこもりから社会復帰して、約2年間の間に4社を経験しました。

【経験した業務内容】
・配送
・テスター(2社)
・放課後等デイサービス

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まとめ

1年ぶりに仕事をするのであれば、いきなり週5日フルタイムで働くのは避けるようにしましょう。まずは週3日程度から初めて、少しずつ働くことに慣れていきましょう。

おすすめとしては、アルバイトは派遣社員で責任の少ない仕事をすることです。そして、問題なく働けると感じたら、正社員への転職活をしましょう。

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