新しく入った会社を1週間続けられたなら、それだけで凄いことです。まずは自信を持ちましょう。
その上で1週間で辞めたいと感じるのであれば、必ず理由があります。理由はあなた自身にあることもあれば、会社のせいであることもあります。
私はこれまでに約10社で働きました。入社して1週間で「この仕事はヤバそう。もう無理」と思い、辞めたこともあります。
この記事では入社して1週間で辞めたいと感じた経験を元に、入社1週間で辞めたいと感じている人に考えてほしいことをまとめました。
空気感が合わないと感じたら1週間、1ヶ月…なんなら1年頑張っても慣れることはできない。考え方が根本的に食い違うことも多く、どれだけ会話を重ねても分かり合うことはできない。本気でメンタルがダメになりそうな環境だったら、無理せずに離れることも大切な選択肢。直感は本当によく当たる。
— うた@正社員が向いてない社会不適合者 (@ulovewriting) June 8, 2023
1週間働けたのは凄いこと
まず第一にお伝えしておきたいのは、1週間仕事を続けられたのは凄いことです。
1週間しか仕事をしてないと言う方もいますが、自分で自分を卑下する必要はありません。
新しい環境で働くのはとても大変なことです。
仕事内容は知らないことばかり。
ルールや勤務時間によっては生活習慣を変える必要があり、体にも大きな負担がかかります。
1日目で辞めたいと思っても普通のことです。そして、1週間続けた方は、辞めたいという気持ちを1週間耐え抜いたことになります。
だからこそ、「1週間しか働けてない」ではなく「1週間も働けた」なのです。まずは頑張った自分を労ってあげましょう。
1週間で辞めたいと思った理由
過去に私が1週間で辞めたいと思った理由は次のようなものがあります。
【1週間で辞めたいと思った理由】
・業務内容が聞いていた話と違う
・自分の性格やスキルに合っていない
・職場の空気感が合わない
・上司との価値観が合わない
これらの条件が該当している場合、頑張って続けても解消されない可能性があります。
実際に私は、1週間で違和感があった会社はすべて2ヶ月以内に辞めています。
メンタルがボロボロになり、「いつ死のうか」と考え始めてしまうためです。
辞めたい理由によっては辞めるのも選択肢
辞めたい理由は、大まかに言って2つに分けられます。
【辞めたいと感じる理由】
・業務内容
・人間関係
このうち、人間関係が理由であれば1週間でも辞めることを考えはじめていいと思っています。
人間関係が原因で仕事が嫌になってしまうと、大きなトラウマができてしまう可能性があるからです。
人間関係が原因なら辞めることを考えていい理由
私はこれまでに約10社を経験しましたが、パワハラを受けて辞めた時には引きこもりになってしまいました。
「働くなら死んだほうがまし」とすら思い、どうやって死のうか考えもしました。
今は奇跡に仕事をできていますが、「正社員になるぐらいなら死んだほうがまし」という気持ちは残っていて、週3日・1日4時間働くのが限界です。
週5日・1日8時間勤務なんて、想像するだけで震えが止まりません。
業務内容が理由ならもう少し頑張ってみよう
業務内容が理由で辞めたいと感じた時には、なぜその業務内容がきついと感じているのか考えてみましょう。
【業務内容が理由で辞めたいと思う要因】
・スキル不足で求められる仕事ができない
・その会社独自のやり方に慣れていない
これらが原因であれば、すぐに辞めるのは危険です。
辞めて転職したとしても、次の会社でも同じ理由で辞めてしまう可能性が高いです。
入社して1週間は環境の変化に慣れるだけでとても大変です。
覚えることが多く、体が慣れてくるのは早くても3ヶ月を過ぎたあたりからです。
まずは3ヶ月続けることを目標に頑張ってみましょう
辞めたいけど続けるための工夫
自分のメンタルのケアをすることが大切です。
頭の中で考えているだけでは気持ちが落ちてしまいがちなので、思っていることを言葉にする習慣をつけてみましょう。
文章で表現することは気持ちを落ち着けるだけでなく、自己分析にも繋がります。
この自己分析は、次の転職活動でも役立ってきます。
【自己分析をするメリット】
・どんな環境だと働きにくいのか分かる
・自分の心理の変化を把握できる
メンタルケアと自己分析の観点から、辞めたいと思ったら気持ちを表現するところから始めてみましょう。
【考えていることを表現する方法】
・SNS
・アプリ
SNSの場合は、自分の投稿を知らない誰かに見られる可能性があります。
あなたの投稿を見た知らない誰かが、無責任にひどいことを言ってくることもあるので注意が必要です。
気持ちを本音で表現したいなら、メンタルケア用のアプリを使うのがおすすめです。
気持ちを表現できるだけでなく、前向きになるきっかけも与えてくれるからです。
もしあなたが、気持ちを吐き出す場所を探しているのであれば、ぜひアプリをインストールしてみてください。
↓↓↓自己分析におすすめのアプリ↓↓↓
【アプリを使ってできること】
・24時間365日、愚痴を話したり悩み相談ができるAwarefyAIチャット
・心の状態を測る様々な診断、思考や感情の記録と可視化
・心理学の専門的な知識を学びながら実践ワークができる10以上のプログラム
・自己理解・自己分析のデータビジュアライズ
・習慣化のためのリマインダー機能
・マインドフルネス瞑想や睡眠導入など300以上の音声ガイド
自宅にいながら専門知識を使った自己分析ができます
1週間で辞めたいと思った時にやるべきこと
辞めたい理由を明確にする
辞めたい理由は人それぞれです。
辞めたいと思う理由に多いのが、下記のようなものです。
・入社前に聞いていた内容と仕事が違う
・やりたいことができない
・職場の空気感が合わない
・上司が苦手
・周りと比べて仕事が遅い
・仕事を覚えられる気がしない
・実際に働いている人の姿を見て、同じようになりたいと思えない
私は新卒の会社を1ヶ月半で短期離職していますが、その時の理由は、「実際に働いている人の姿を見て、同じようになりたいと思えない」というものでした。
上司が毎日ツラそうな顔で働いていて、自分も2年後・3年後に同じ立場になった時に、ツラそうな顔で働くと想像した時に、違うなと感じました。
すぐに辞めるのは要注意
「辞めたいから」という理由で辞めると、次の転職に失敗する可能性があります。
辞めたいと感じたら、まずは「辞めたい理由」を書き出してみましょう。
仕事において、やりたいことをやるのはとても難しいことです。
そのため、転職において優先すべきことは「いかに自分が嫌なことを減らすのか」という点です。
【嫌なことの減らし方例】
「土日が仕事で、友人と予定を合わせにくいのが嫌」
▶「土日休みの仕事」
「事務だけど電話対応もしないといけないから気が散る」
▶「電話対応のない仕事」
「週5日働くのが嫌」
▶「思い切って正社員以外で働く」
辞めたい理由が正しいのは知るために仕事をしよう
辞めたい理由を書き出したら、本当に自分がそう思っているのかを職場で確認しましょう。
書き出したのに近い状況になったら「こういうことが嫌なんだよな」と思いながら行動します。
そして、やっぱりそうだったと確認できたら、その項目に◯をつけておきましょう。
この項目は、次の転職において重視すべきことになります。
これを確認せずに辞めてしまうと、「ここが嫌だと思っていたけど、実はもっと違うことが原因だった」ということもあり得ます。
私の失敗例
私が新卒1社目を短期離職した理由は、数年後を考えた時に「上司と同じようになりたくない」と思ったからでした。
当時の一番嫌だった原因が「上司と同じ様になりたくない」でしたが、振り返ってみると、他にも辞めた原因となった出来事がありました。
【気づいていなかった辞めたい理由】
・シフト制だったため時間が不規則
・複数のことを同時にやらないといけなかった
・他の人の動きを見ながら自分のことをやらなければいけなかった
・覚えることが多すぎた
当時気づいていなかったこれらの原因は、次の会社やその次の会社を短期離職した原因になっています。
事務で入った会社で、データ入力中に電話がかかってくるのが嫌でしたし、携帯ショップに働いてた時にはプランが多すぎて常に確認していないと不安でした。
本気で辞めたいと思っているのであれば、理由はひとつではありません。
辞めたいと思う要素を書き出しておくことで、自分が意識していない理由を見つけることができます。
そしてこれが、次の転職を失敗しにくくすることにつながります。
今の仕事のいいところにも目を向けてみよう
「辞めたい」気持ちが強いと、悪いところにばかり目が行きがちです。頭の中で辞める理由と常に求めているからです。
このいいところに気づかずに辞めてしまうと、転職後に「前の職場の方がよかった」と後悔することになります。
いいところの例としては、下記のようなものがあります。
・所属しているだけでキャリアと見られる
・仕事が暇(疲れない)
・定時に帰れるため、プライベートの時間を確保できる
・人と話す機会が多いor少ない
キャリアを積める
いるだけでキャリアを積める業界は意外と少ないです。
辞めた後の選択肢として、似たような業界を考えているのであれば、とりあえず続けてみましょう。
実はやりたいことは別のことだと気づいたり、逆にもっとこの業界で頑張りたいと気づけます。
もっと同じ業界を続けたいと気づいたなら、面接の場で「◯◯を今よりも勉強したくなったから」とアピールすることもできます。
残業の少ない会社は貴重
残業があるかどうかは、入社してみないと分からない部分も大きいので、あっさりと手放してしまうのはもったいないです。
残業が少ないのは嬉しいけれど、お金がもうちょっとほしい。そう感じているであれば、副業をやってみるのがおすすめです。
投稿が見つかりません。今すぐに辞めていい状況
辞める前に、なぜ辞めたいかと確認しておくことは重要です。
ですが、、
「精神的にツライ」と感じ、もう会社に行きたくない。
これ以上行ったら病んでしまう。
と思っているのであれば、無理に行き続ける必要はありません。
仕事へのトラウマができてしまい、その後の転職に支障がでてしまう可能性があるためです。
一度メンタルを完全にやられてしまうと、回復するには相当な時間がかかります。
私はパワハラを受け、試用期間中に辞めましたが、次に働けるようになるまで1年かかりました。
それでも週に3日が限界でした。
それでも週5日フルタイムで働くなんて考えるだけで震えますし、毎朝スーツを着るなんて嫌で嫌で仕方ありません。
会社は社員の心を守ってはくれないでの、「本気で無理」「何を言われても無理」と感じたなら、今すぐに辞めましょう。
辞めた後のことの気にしなくて大丈夫でです。
私は新卒の会社を1ヶ月半で短期離職し、20代では5回の転職を経験。
正社員4社中4社すべて短期離職をしています。
それでもなんとか転職をすることができています。
辞めた時や辞めた後の無職期間は誰しもが不安になります。
ですが、辞めてよかったという気持ちが少しでもあるのであれば、辞めた自分を褒めてあげましょう。
ほとんどの人は、ツライと感じながらも我慢して働き続けます。
気づいたら限界を迎えて、病んでしまう人も少なくありません。
メンタルが限界を迎える前にやめられたなら、誇っていいことです。
仕事を辞めた後の注意事項
焦って次の仕事を決めない
仕事を辞めて無職になると、早く次の仕事を見つけないといけないと焦ってしまいます。
そして、どこでもいいから内定が欲しいと思い、面接でイエスマンになってしまいがちです。
これをしてしまうと、自分が望まない条件の会社で働くことになり、後悔してしまいます。
なぜ会社を辞めたのかをしっかり理解し、譲れない部分は面接で伝えましょう。
悪い生活習慣をつけない
仕事を辞めると自由に使える時間が一気に増えます。
その分、なんとなくで過ごしてしまうと悪い癖がついてしまいます。
悪い習慣の例としては次のようなものがあります。
【無職期間にやってはいけないこと】
・夜更かし
・起きるのがお昼以降
・お風呂に入らない
・1日中家で過ごす
これらの習慣は、メンタルが落ち込む原因になります。
また、転職活動にも悪影響が出て、転職できない要因にもなってしまいます。
悪い習慣については別記事で詳しく解説しているので、気になるあなたはぜひ読んでみてください。
辞めたあとの転職活動の方法
新卒の短期離職
新卒の短期離職であれば、第二新卒として新卒と変わらない条件で入社させてもらうこともできます。
条件としては、転職エージェントを利用することが必須になります。
辞めた直後に、誰かに理由を話すのはツライかもしれませんが、話すことで気持ちが落ち着くことも少なくありません。
また、自分はここが嫌だったんだと改めて認識することができ、面接でも役立ちます。
私は新卒の会社を辞めた時に、第二新卒という言葉を知りませんでした。
そのため、普通に転職をし、大学卒業1ヶ月半ながら中途として働くことになりました。
満足な研修も受けられず、不安なことばかりでした。
もし当時に戻ることが出来たら、第二新卒の立場を活かして、新卒としてやり直したいと思っています。
新卒の短期離職はやり直すチャンスがあります。
ぜひ第二新卒としての立場を生かしてみてください。
【第二新卒に強い転職サイト】
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいなくても次につながる
新卒でない場合は
新卒でなくても、短期離職してから転職することができます。
私は約10社で働き、9社で短期離職しています。
中には、1日目でもう限界と感じ、契約期間の途中で無理やり辞めた会社もあります。
9回短期離職しても転職はできるので、「短期離職してしまったから」と自分を攻める必要はありません。
短期離職の回数が多くても、短期離職者がどう見られているのかを意識すれば、転職することができます。
短期離職者が転職で意識すべきことを知りたいならここから
利用する転職サイトですが、基本的に何を使っても違いはありません。
あえて選び方があるとすれば、自分が求める働き方の求人があるかどうかです。
働き方としては次のようなものがあります。
代表的な働き方
・正社員
・契約社員
・アルバイト
・派遣社員
私はこれまでに、すべての働き方を経験しています。
【経験した雇用形態】
・正社員
・契約社員
・派遣社員
・アルバイト4つの中で正社員の時の負担が一番大きかった。「責任」「仕事の量」「人間関係」の大変さが派遣やアルバイトとは段違い。正社員でメンタルがきついなら、他の選択肢を考えてみるのもあり。気持ちが楽になって働きやすくなるかも
— うた@正社員が向かなくて辞めた人 (@ulovewriting) June 10, 2023
「働く=正社員」と考えがちですが、求める働き方やメンタルの状態によっては、正社員以外も立派な選択肢になります。
「週5日働くとか無理」
「1日8時間以上働くのはキツイ」
「久しぶりの仕事でいきなりフルタイムは不安」
といった悩みがあるのであれば、アルバイトや派遣社員の仕事も探してみましょう。
面接対策として、9回の短期離職をどのように伝えているのかも紹介しています。
実際に面接で言った内容や伝え方のコツもまとめているので、ぜひ読んでみてください。
まとめ
入社1週間で辞めたいと思っているのであれば、辞めたい理由を書き出してみましょう。
そして、辞めたいと思っている理由が明確になったら、その会社で働き続けるメリットを考えてみましょう。
メリットを辞めたい理由が上回るのであれば、辞める選択をする価値があります。
ただし、もう精神的に限界。二度と会社に行きたくない。と感じているのであれば、メリットやデメリットを気にせず、辞める選択をしましょう。
メンタルをやられてしまうと、長期間働けなくなってしまう可能性が出てきます。
将来的なことを考えたら、その方がよっぽどデメリットが大きいです。
私は新卒の会社を1ヶ月半で退社。その後も正社員を4社で経験し、4社すべてで短期離職。
累計では約10社で働き、9社で短期離職しています。
それでもなんとか生きることはできています。
本気でツライのであれば、自分を守るための選択をしましょう。
過去に利用した就職支援
【こんなあなたにおすすめ】
・書類選考で落ちることが多い
・一人で転職活動するのに疲れた
・少しでも早く転職先を見つけたい
私が利用した時には、参加者が15人ほどいて、その中で13人が内定をもらいました。
【第二新卒に強い転職サイト】
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