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未経験から配送への転職体験談

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未経験で配送に転職し、約1年半ほど働きました。

その時に感じた内容を紹介します。

目次

仕事内容

業務内容

都内の企業向けのドリンク配送サービスでした。

1日で20件以上回らないといけないと決まっていて、終わるまでは帰ることが許されません。

取引先ごとに売れる商品が異なり、特徴に合わせて用意する必要がありました。また、取引先から要望が来ることがあり、要望のものを忘れずに用意する必要があります。

業務時間

取引先で作業する時間は1件あたり早くて20分。長いところでは、1件で1時間以上なんてこともありました。

20分を20件回ったとして、かかる時間は400分。これだけで6時間40分かかります。

これに加えて、1件ごとの移動時間や、1件毎に準備をする時間がかかりました。

準備時間は会社によってことなりますが、早くても5分。長いとそれだけで10分以上かかりました。

5分で20件用意したとして、準備にかかる時間は100分。

配送先で作業する時間400分を合わせると500分。最低でも8時間20分が配送にかかる時間でした。

大変なこと

・みなし残業がほとんど
・定時に帰れないことが多い
・休憩ができないこともある

みなし残業

給料にはみなし残業が含まれていたので、どれだけ残業をしても基本的には給料に反映されませんでした。

残業代が給料に反映されるためには、上司に申請してもらう必要がありました。そのため、上司によっては全く残業代が反映されませんでした。

定時に帰れない

配送を終えて、会社に戻るのは早くても16時。忙しい時期では17時以降が当たり前でした。

オフィスワークであれば、会社に戻ってから報告をして、残りの仕事は明日に残して帰るということができます。

ですが私のいた配送の会社では、帰宅後に車に残ったゴミを捨て、次の日の配送に必要なものを車に乗せる必要がありました。

この作業には30分から1時間かかります。

定時は17時でしたが、17時に現場を終え、会社に戻って1時間の積み込み。会社に戻るまでの時間と帰社後にやるべきことを考えたら、定時に帰ることは不可能でした。

営業が仕事をしない

私は配送として採用されました。会社には配送とは別に営業がいました。

ですが営業は、新規獲得の仕事以外はほとんどしませんでした(新規獲得も満足にできていたかと聞かれると、甚だ微妙でしたが……)。

既存のお客さんからの問い合わせはすべて配送に丸投げ。時には、お客さんのところに行った配送担当者が対応する必要があり、時間を取られてしまうことも少なくありませんでした。

思いつきで仕事を増やされる

通常の取り扱いと違う商品を急に増やされたり、チラシを配ってこいと言われることがありました。

普段取り扱いをしていない商品は価格が特殊なことが多く、値段を買え忘れないように注意をする必要がありました。

チラシの場合は持っていくことを忘れることすらありました。早く作業をしないと帰れないので、いつも通りの準備をして車を離れると、決まってチラシを入れ忘れていました。

また、内線だけして配送を終える会社も会ったので、担当者に会えずに渡せないことも少なくありませんでした。

休憩ができない

取引先で作業する時間や準備する時間で8時間以上がかかります。これ以外にも、会社に戻ってから準備をする時間や会社への移動時間があると考えると、休憩時間はありません。

休憩をする時は、常に定時退社を諦めるしかありませんでした。

配送の仕事が向いている人

・ひとりの時間がほしい
・難しい仕事をしたくない
・運転が嫌いじゃない
・残業が気にならない
・朝が苦手ではない

ひとりの時間がほしい

人の多い職場だと疲れてしまう。人の声が聞かれる場所にできるだけいたくない。

そう感じる人は配送が向いていると言えます。

難しい仕事をしたくない

配送の仕事の基本は、決められた先に決められたものを持っていくことです。

そのため、PCでの作業が苦手・座ってずっと作業をするのが苦手という人には向いています。

対人に苦手意識がある

決められた件数・決められた金額など求められていることをこなしていれば文句を言われることが少ないです。

オフィスワークだと常にホウレンソウをすることや人間関係の構築が求めわれますが、配送だと比較的少なくて済みます。

運転が嫌いじゃない

運転が苦手だと仕事中に疲れてしまいます。

事故らずに慌てずに、自分のペースで運転できる人であれば配送は合っています。

朝が苦手ではない

配送の仕事は朝早いことが多いです。朝起きるのが苦手ではない、朝早く起きてしまうことが多いという人は、配送をやっても苦になりにくいです。

残業が気にならない

配送は残業が多めになります。決められた時間までにやるのが苦手で、遅くなってもいいから自分のペースでやりたいという人には向いています。

配送の仕事を辞めた理由

スキルが身につかない

企業向けのドリンクの配送の仕事でした。

続けていく中で身につくスキルは道を覚えられることぐらい。
他の会社に転職するとなった時に、アピールできるポイントは限られていました。

人が減ったら仕事が増える

人員がギリギリだったため、誰かが辞めたら自分の仕事が増えることが分かっていました。

そのため、人が減る前に辞めようと思って辞めました。

10年後も続けられない

かなりの体力仕事だったため、体力が減ってきたら続けるのは無理だと感じました。

足を怪我したこともありましたが、まったく仕事になりませんでした。
ヘルプも来ないので、足を怪我した状態で業務をこなす必要がありました。

前向きな言葉が聞こえてこない

「疲れた」「やる気が起きない」など社員のほとんど全員が後ろ向きな言葉ばかりを言っていました。

これは配送と言うよりも、私が働いた会社がたまたまの可能性があります。

引き継ぎ中に先輩社員が、会社のいいところは「働いている人の人がいい」ぐらいでした。

管理者が先のことを考えていない

オフィス向けのサービスでしたが、在宅ワークの普及でお客さんが減っていくことが予想できていました。

元々単価が低かったため、「単価を上げないと売上がやばくなる」と管理者に言っていましたが、完全にスルー。

実際に売上が激減してから「単価を上げろ」と指示を出していて、何を言っているんだこの人って感じでした。

まとめ

配送の仕事は「体を動かす仕事をしたい」「人と関わることの少ない仕事をしたい」「難しい仕事はやりたくない」という人に向いています。

指示された業務をきっちりこなしていれば、文句を言われることもほとんどありません。

私が働いた会社はみなし残業だったため、残業代はほぼ出ませんでした。

配送の会社を選ぶ時には、残業代やノルマなど、決められた給料にプラスでもらえる金額がどの程度であるのか意識してみましょう。

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