私は携帯ショップを辞め、未経験の事務に転職したことがあります。
事務になる前の職歴としては、「販売」「接客」の2つだけでオフィスワークは未経験でした。
ちなみにどちらも短期離職でした。
販売では1ヶ月半、接客では1年半ほど働きました。
事務に転職しようと思った理由
未経験で事務に転職しようとした理由
・土日休みの仕事をしたかった
・ノルマのない仕事をしたかった
・できるだけ人と関わらない仕事をしたかった
土日休みの仕事をしたかった
事務への転職活動をする前は「販売」と「接客」の仕事だったため、休みはシフト制でした。
知人は土日休みがほとんどで、
「みんなが遊んでいる時になんで仕事をしないといけないんだ」
と思うことは一度や二度ではありませんでした。
予定を立てるにも事前に決めなければならなかったため予定を立てにくく、
学生時代に絡んでいた友人と会う機会も大幅に減りました。
安定して休みを取りたいと考え、土日休みの多い事務を目指しました。
ノルマのない仕事をしたかった
携帯ショップではノルマがありました。
ノルマを達成するためには、その商品が必要でない人にも契約してもらう必要があり、嫌で嫌で仕方ありませんでした。
そのため次の仕事では、しっかり相手のためになることをしたいと思っていました。
事務であればノルマはないので、しっかりと対応していけば相手のためになると考えていました。
事務になろうと思ってやったこと
簿記の資格は必要か
事務になりたいと思いはじめてすぐに、簿記の勉強をしました。
ただ結論から言うと、簿記の資格は現在も持っていません。
試験自体は一度受けましたが、不合格に終わっています。
最終的に簿記を取らなかったのは、簿記がなくても事務に転職できたためでした。
未経験から事務への転職活動は厳しいのか
事務の仕事は人気が高いため、未経験での転職活動は大変です。
もし経験者が募集していれば、そちらが優先されてしまいます。
ここからは、私が未経験から事務げ転職活動した時のことを紹介します。
未経験から事務への転職活動
事務への応募で内定は0
全く書類選考に通過しなかったのは今でも覚えています。
唯一書類選考に通過した会社の面接では「事務は女でいい」と言われ、なぜ書類選考を通過させたのは謎でした。
正社員として事務で働くことを目指していましたが、事務で応募した会社では内定をもらうことができませんでした。
当時は派遣社員のことを知らなかったので、派遣社員も視野に入れて転職活動をしていたら変わったかもしれません。
生活費がヤバくなって就職カレッジに参加
事務になりたくて転職活動していた時は、一人暮らしをしていました。
仕事を辞めて転職活動をしていたので、生きているだけで生活費が減っていきます。
会社を辞めてから2ヶ月を過ぎたあたりで本気で生活費がやばくなり、すがる気持ちで就職セミナーに参加しました。
そこで紹介しているのでは事務ではなく、営業がメインでした。
事務をやりたい気持ちはありましたが、お金のヤバさの方が優先されたためです。
就職セミナーの形式としては、1週間ほど研修を受け、その後15社以上と一気に面談するというものでした。
私が参加した当時の参加者15名ほど。
その中から、13名が内定をもらいました。
ですが私は、この集団面接でも内定を獲得することができませんでした。
ぶっちゃけた話、営業をやりたい気持ちはほとんどなかったので、それが採用担当者にも伝わってしまったのかもしれません。
内定を獲得できなかったことがわかったその日、私は個別に仕事を紹介してもらうことができました。
しかも待望の事務の仕事だったので、即受けたいと返答しました。
その後に企業との面接を経て、無事に内定を獲得することができました。
就職支援に参加してから内定をもらうまでの期間は、約3週間でした。
未経験から事務への転職で大切なこと
未経験からの事務を目指す人にまず意識してほしいのは、
一度でも事務で採用されれば、未経験ではなくなるということです。
当たり前と思うかもしれませんが、これはとても重要なことです。
一度でも事務を経験するメリット
・長い期間働かなくても、次の転職では事務経験者として転職できる
事務に興味があって、長期的に働きたいのであれば、まずはどうやって事務を経験させてくれる会社を探すのかを考えましょう。
事務の募集で多いのは派遣社員です。
将来的に正社員になりたいという気持ちがあっても、まずは派遣社員で探してみましょう。
未経験の事務をいきなり正社員で採用してくれる会社は少ないです。
派遣でもしっかり経験を積んでいけば、正社員で転職する時に有利になります。
事務未経験者に派遣をおすすめする理由
・未経験からいきなり正社員採用を目指すのはハードルが高い
・正社員よりも派遣のほうが採用のハードルが低い
・事務に対して持っているイメージと違っても辞めやすい
私は就職セミナーを利用して未経験から事務の仕事に転職することができました。
ですがぶっちゃけ、就職セミナーをおすすめしようとは思いません。
私が就職セミナーを利用して事務になれたのは、ただの偶然だったからです。
営業の紹介をメインとしているところで、たまたま募集のあった事務の募集に出会えたことです。
毎回こんな偶然があるとは限りません。
私が就職セミナーを利用したのは、正社員にこだわりすぎたことが原因です。
未経験からの転職では、「まずは経験を積ませてもらう」ことが大切です。
未経験から事務に転職するためには、募集の多い派遣の仕事を探しましょう。
派遣をおすすめする理由としては、事務をメインで紹介している派遣会社も多いことです。
また、派遣会社は何社登録してもいいので、一気に複数の会社の紹介を受けることも可能になります。
派遣会社を利用するメリット
・事務の紹介に特化している会社もある
・複数の派遣会社に同時に登録して比較ができる
・スキルアップを支援してくれる会社もある
仕事への出会いは縁です。
働いたのが短期間でも経験になります。
どんな会社であっても事務で働けたのであれば、
次の転職では「事務経験あり」として転職活動をすることができます。
あわよくば長期的に働ける会社を出会いたい。
その時に出会った会社はダメでも次の転職では事務経験になる。
どちらになっても悪い要素はひとつもありません。
「どんな会社でも経験を積めるからありがたい」という気持ちを忘れず、事務への転職を目指しましょう。
諦めずに転職活動をしていけば、採用してくれる会社には出会うことができます。
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✅直接雇用前提なので、契約期間を気にする心配が少ない
どうしても正社員にこだわりたいのであれば、
正社員採用を目指して転職活動をしてみましょう。
その方が、いきなり派遣やアルバイトでの転職を目指すよりも後悔が少ないためです。
正社員を目指して転職を目指して採用されればベスト。
仮に駄目でも「今は正社員じゃなくてもいい」と自分を納得させた状態で、派遣やアルバイトも目指すことができます。
ひとりでの転職活動は悩みばかりです。
転職活動で抱えがちな悩み
「履歴書の書き方がこれいいのか分からない」
「職務経歴書を作るのが難しい」
「自分の強みが分からない」
転職活動で抱えがちな悩みを持っていて、
「面接が怖い」「面接が面倒」
と感じてしまっているのであれば、転職エージェントを利用してみましょう。
そこで紹介された会社に必ずしも転職する必要はありません。
重要なのは、相談できるということです。
気持ちを話すだけで、悩みがスッキリすることは少なくありません。
今は事務に転職したいと思っていても、「実は事務になりたいのではなかった」というパターンもあります。
未経験から正社員事務への転職を目指しているけれどうまくいかない。
もしこんな状況にあるのであれば、転職の幅を広げるために一度相談してみましょう。
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