MENU

パワハラで会社を辞めた体験談

本ページにはプロモーションが含まれています

パワハラを受け、1か月半で会社を辞めたことがあります。短期離職にはなりましたが、辞めたことに全く後悔していません。

たった1か月半ではありましたが働くことへのトラウマができ、あれ以上続けていたら一生働けなくなっていたかもしれません。

目次

パワハラで辞めた体験談

正社員として入社した会社を1か月半で辞めました。原因はパワハラでした。

辞める直前の状況

スーツの仕事でしたが、朝起きてスーツを着るだけで毎日が憂鬱でした。

家に帰ってからも仕事に行きたくないと考えるばかりで、趣味の時間も楽しむことができなくなっていました。

パワハラの起きた状況

入社した会社は支部で、自分以外に5人しかいない会社でした。

しかも4人しかいないのに、派閥がありました。

派閥は1人と3人で分かれていて、1人側が支部長、3人側のトップが会社に一番長くいるといういびつな構図でした。

パワハラをしてきたのは3人側のトップで、50代の体育会系でした。

パワハラの内容

パワハラの内容は主に次のようなものでした。

【パワハラの内容】
・行動を全否定される
・発言を全否定される
・プライベートの時間の使い方に干渉される

行動を全否定される

支部長の指示で作業をしていると「なんでそんなことをしているんだ?」と言ってきて、支部長の指示だと伝えると不満そうな顔をされました。

立場上はパワハラ社員よりも支部長のほうが上のため、文句を言われたところでどうしようもありませんでした。

発言を全否定される

そのパワハラ社員には、私の発言はとことん否定されました。
前に営業として働いていた会社でのことを話すとそれは営業じゃないと持論をぶつけられました。

少しでも先輩社員の価値観と違うことを言えばボロクソ言われ、「君がいまふうの子か確かめる」なんてことも言われた事がありました。

プライベートの時間の使い方に干渉される

上司や先輩社員が言ったことで分からないことがあれば、プライベートで調べるのがあたりまえと強要されました。

仕事に関する内容ならまだいいですが、上司の趣味や好みに関連する内容を調べろと強要されて本当に無理でした。

辞めた時の状況

行動や発言を否定され続け、言葉を発することすらためらうようになりました。

たまたま支部長補ふたりで外出のタイミングがあり、もう無理だと伝えました。

話しているうちに涙が出てきて、自分で思っていた以上に限界だったのだとその時に気が付きました。

そして支部長からは、入社した直後にパワハラ社員に村グラを掴まれたことがあるという話をされました。
そのまま即日で退職しました。

辞めると伝えてすぐに辞められるのか

私は正社員として4社で働きましたが、即日辞めたのはパワハラを受けた1社だけです。
というのも、本気で無理になって辞めたのがパワハラを受けた会社だけだからです。

一般論で言えば、即日で会社を辞めることは難しいです。
私が即日辞められた会社はかなりの特例です。

普通なら引き継ぎだのなんだの理由をつけられ、すぐには辞めさせてもらえません。

今回即日で辞められたのは、「試用期間で担当を持つ前だった」「支部長もパワハラ社員に暴行されたことがある」のふたつの条件のおかげでできたことだと思っています。

すぐに辞められないからと言って、パワハラを受けながら働くのはとてもつらいことです。
「自分で辞めたいと伝える自信がない」「辞めさせてもらえない」のであれば、退職代行を頼ってみるのも手です。

本当に辞めないにしても、退職代行に相談してみるだけで気持ちが軽くなることもあります。
ひとりで抱え込んでいると悪いことばかり考え、気持ちがどんどん落ちていきます。

辞めてどうなったのか

パワハラを受けた会社にもう行かなくていい。
そう決まっただけで心は軽くなりました。

朝の憂鬱さがなくなったのは、3年以上たった今でも覚えています。

入社1ヶ月半ほどでの退社になりましたが、辞める選択をした自分には今でも感謝しています。
無理して続けていたら、一生働けないトラウマを背負うことになったかもしれないからです。

パワハラを受けた会社で働いたのは1ヶ月半でしたが、辞めた後の1年は働くことができないほどに精神が疲弊していました。

無理して続けてもトラウマができ、二度と働けなくなってしまう可能性があります。

あなたが仕事ができないのではなく、環境が合っていなくて仕事ができなくなっていることだってあります。

つらいと感じたら無理はせず、自分の心を守る選択をしましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次
閉じる