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【退職者目線で解説】「辞められたら困る」「退職は無責任」と言ってくる人の心理

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辞めることは決して悪いことではありません。続けるのは無理と思わせてしまう会社や上司に問題があります。

この記事では、約10社を経験してみてきた退職者を止めようとする人の心理をまとめました。

目次

辞められたら困ると言う人の特徴

・採用に関わっている
・転職経験がないor少ない
・自分の価値観が絶対だと思っている

自分の立場や価値観を守るために、退職に否定的な言葉をかける人がほとんどです。

採用に関わっている

採用に関わっている人は、採用をすることで会社に評価してもらえます。採用には費用がかかるので、すぐに辞められると赤字になります。

採用担当者は自分の仕事の評価を守るためにも、辞めようとする人に対して辞められたら困るという言葉を口にします。

転職経験がない

転職経験がない人は、転職をすることに否定的な場合がほとんどです。「すぐ辞めたら手転職できない」「2年は続けた方がいい」など根拠のないことも口にします。

転職しない方がいいという自分の価値観を守るためにも、転職しようとする人を止めようとします。

自分の価値観が絶対だと思っている

辞めないほうがいいと言ってくる人は、辞めないことが当たり前だと思ってます。そのため、彼らなりの寄り添いの言葉として、辞めないほうがいいと言ってきます。

つまりは、相手のことを思っては泣いている自分はかっこいいと思っています。

ですが実際は、寄り添っている感を出しながらも辞めたい人の気持を理解しようとはしないので、辞めたいと思っている側にとっては心に響かないことばかりを言ってきます。

なぜ退職は無責任と言うのか

退職は無責任と言う人の心境は次のようなものがあります。

【退職は無責任という人の心境】
・人が減って仕事が増えるのは困る
・採用した人がすぐに辞めたら評価が下がる
・辞めないことが正義だと思っている
・自分の気持を押し付けてきている

人が減って仕事が増えるのは困る

働く人の数が減っても会社の業務が減るわけではありません。人が減った分だけ、今いるだけかが穴埋めをすることになります。

「自分の仕事が増えて大変」という感覚から、他人の仕事を増やして辞めていくのは無責任だと自分勝手な考え方が生まれます。

実際は、辞めたいと思わないような環境づくりをできていない会社側が悪いのに、辞める側に責任転嫁ををしています。

採用した人がすぐに辞めたら評価が下がる

採用をする人間にとっては、採用してその人が活躍することが評価につながります。逆に言えば、採用した人がすぐに辞めればマイナス評価になります。

私は過去に1ヶ月で辞めた会社において、「前の人もすぐ辞めたんだよね」と採用担当者が言ってきた会社があります。2年は続けてくれと言われたことがあります。

その言葉は辞めると言った私のことを気にかけたものではなく。自分の評価を気にしているものでした。

辞めないことが正義だと思っている

「一度入社したらすぐ辞めるなんてありえない」「つらくても我慢して続けることが正しい」と日本社会に染み付いた価値観を強く信じている人がたくさんいます。

彼らは採用してもらったら恩を返さないといけないと情に流されているだけです。

自分の気持を押し付けてきている

働いている人の多くは、転職したいという気持ちをどこかで持っています。それでも、「転職活動は大変だから我慢しよう」と自分を納得させている人がほとんどです。

彼らが辞める人を目にしたときに、今まで自分が仕事をやめなかった理由を押し付けてきます。「すぐ辞めたら転職できない」「転職活動は大変だよ」といった言葉が代表例です。

ですが1ヶ月で辞めた経験のある筆者目線で言えば、1ヶ月で辞めても転職できることを知っています。いくら「すぐ辞めないほうがいい」と言われても「あんたたち転職したことあるの?」としか思いません。

「転職活動が面倒だから自分は辞めない」という考えを押し付けられても知ったこっちゃありません。転職しようと思えば、誰だって転職することはできます。

転職しようとするかしないかの差だけです。

退職は悪いことではない

退職は働く側の持つ権利です。会社はひとつではないので、働きやすい会社を見つけたいと思うのは普通のことです。

パワハラ気質で精神的にきつい、残業が多くて体調を崩しそうなど続けることが難しい環境であれば、辞めるという選択は重要です。無理して続けてトラウマができ、働けなくなってからでは遅いです。

また、1社働いただけでやりたい仕事や合う会社を見つけることは非常に難しいです。私の場合は、10社経験してようやく合いそうな働き方や仕事を見つけることができました。

1社目をすぐ辞めた。2社目もすぐ辞めてしまった。そんな経験をしても安心してください。

あなたはまだ自分に合う働き方ややりたいことにに出会えていないだけです。諦めずに「この内容ならやってもいいかな」と思えることはないか探してみましょう。

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退職後の注意点

退職後には、精神の病んでしまう原因となる行動は避けましょう。私が経験した危険な行動は次のようなものがあります。

【退職後にやらない方がいいこと】
・夜遅くまで起きている
・起床時間がバラバラ
・1日中家にいる

これらの行動は、嫌なことを思い出しやすくなったり、嫌なことを考える時間を増やしてしまう要因となります。

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まとめ

「辞められたら困る」「退職は無責任」という言葉は、辞める人間に責任転嫁をする言葉です。辞める人が出ることは、続けたいと思える環境しか作れていない会社や上司に問題があります。

辞める側はなにも悪くないので、寄り添いを感じない言葉をかけられた時には気にしないようにしましょう。

中には「すぐ辞めると転職できない」「2年は続けたほうがいい」と言って止めてくる人もいます。ですがそれはすべて嘘です。

1ヶ月で辞めても転職できます。2年続けたほうがいいという明確な根拠もありません。心が本気で悲鳴をあげているなら、会社都合を無視して辞めることも重要です。

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