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派遣を辞めたいと思ったら迷惑そうとか関係ない

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「辞めたいけど迷惑がかかりそう」「あの人はすごくよくしてくれたし」と思い始めたら、なんのために仕事をするのか考えてみましょう。

その会社やよくしてくれた人のために仕事をするのであれば、つらくても頑張って働くべきです。

ですがほとんどの人は、自分のために仕事をしています。

自分のための行動なのに、他人の目を気にして傷ついてしまっては意味がありません。

目次

辞めたいと思った理由

紹介された仕事内容はWebサイト運営業務のサポートでした。

ですが実際に仕事をしてわかったのは、サポートではなく引き継ぎだったということ。別プロジェクトに異動になる人がいて、その人の後任の立ち位置でした。

引き継ぎ期間は1週間。経験者でも引き継ぎに2ヶ月かかる内容だったようですが、未経験の私は1週間での引き継ぎを強要されました。

初日で無理だと感じた

今思えば、最初に任された仕事はそれほど難しものではありません。ですが、入ってきた情報の多さや初めての環境で私は混乱し、ひとつをやるのに3時間以上かかってしまいました。

具体的な時間は提示されませんでしたが、相手の反応から「もっと早くやってほしい」という気持ちは伝わってきました。

のちにその業務は、「30分」でやってほしいと言われたので、3時間かかった私は、6倍以上の時間を使ったことになります。

全く仕事を覚えられない日々

私のスキルに対して求められる仕事の量が多く、仕事を覚えられませんでした。

もっと質問して欲しいとも言われましたが、初めてのことばかりで、「何を質問したらいいのか分からない」という状態になりました。

1しゅうかんほどして、ギリギリ質問できる状態になりましたが、「そんなことを聞いてくるの?」という反応されたり、引き継ぎの人が次のプロジェクトのことをメインでやり始めたため、聞きにくさが増していきました。

働き続けた方が迷惑になると感じた

引き継ぎの人は、「今の業務」と「新しいプロジェクトの打ち合わせ」をしながら引き継ぎをしてくれました。傍から見ていても、とても忙しい状態です。

そんな中で私は仕事を覚えられないだけでなく、3ヶ月後も働こうとは到底思えませんでした。

忙しい中で時間を使って引き継ぎをしてもらっても、3ヶ月後には辞める。そう考えた時に、このまま働き続けるほうが、相手にとって迷惑ではないかと考えました。

辞めるまでの経緯

2週間目で派遣元に連絡

2週間目を迎えたタイミングで、派遣元に「もう無理だ」と伝えました。

それでも契約が3ヶ月なので、頑張ってほしいと言われました。

3週間目で限界に

「明日からもう無理です」と伝えました。入室に必要なカードキーも派遣先の机のロッカーに置いてきました。

1日目から無理だと感じていた私にとって、3週間続けたことはかなり頑張った方でした。それでも「もう少し頑張ってほしい」と最後まで言われました。

私がどのぐらい無理だったかと言うと、「トイレに行ったら飛び降りれそうな場所を探す」「首を吊るタイミングを常に考える」ほどでした。その旨を伝えると、派遣元の営業は彼の上司に電話を代わり、最後が渋々と言った感じで承諾されました。

派遣元の会社に迷惑をかけると考えた

私が1日目で無理と感じながら、3週間続けたのは、派遣元の会社に迷惑がかかると考えたからでした。

実際にどれぐらいの迷惑がかかったかは不明ですが、賠償金等の請求はされませんでした。

そしてこれは当然ともいえますが、次の仕事は紹介できないと言われました。その後何回か、派遣元の営業とすれ違う機会がありましたが、彼らが私と目を合わせることはありませんでした。

おそらく私の知らないところで、彼らの仕事の支障をきたしたのだと思います。謝罪したり、金銭面でのやりとりがあったであろうことは、想像に容易いです。

迷惑をかけて後悔はあるのか

後悔はないですし、辞めてよかったと心から感じています。

無理だと思いながら働いた3週間は、休みの日であっても仕事のことを考えてしまい、憂鬱な時間を過ごしていました。

メンタルが限界だったため、あれ以上続けていたらどうなっていたのかは、全く想像ができません。その派遣の仕事をする前には、メンタルをやられて1年近く働いていなかった期間があります。

もしかしたら、その時の同じように1年近く働けなくなっていたかもしれません。

派遣の契約期間の途中で辞め、迷惑をかけたことには多少の申し訳無さはあります。ですがそれ以上に、自分のメンタルを守ることができてよかったと感じています。

まとめ

派遣先の会社が合わず、「すぐ辞めたい。だけど迷惑をかけてしまう」と悩み、「もう限界。死にたい」と本気で思ってしまうのであれば、迷惑を気にせず、辞める選択をすることが重要です。

生きていく中でいちばん重要なことは、自分の心を守ることです。どれだけ「つらい」「無理」と言っても、相手に伝わらないことがほとんどです。特に派遣の仕事であれば、派遣元の担当者は「契約の都合」や「金銭的やりとり」が発生しているので、あなたのことよりも仕事を優先します。

どれだけ無理だと言っても、あなたを優先してはくれません。そのため、自分を守れるのは自分だけです。

もちろん契約期間が決まっているのであれば、契約期間まで働き続けるのが一番いいです。次の仕事を紹介してもらえる可能性もありますし、途中で辞めてしまったという後ろめたさが残ることもありません。

ですが、無理に続けることで、「もう働きたくない」という気持ちが強く残ってしまう可能性があるのであれば、無理をせずいきましょう。

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