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未経験でルート営業への転職体験談

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ラウンダーとは、決まった店舗などの取引先を回る仕事です。

私はラウンダー(ルート営業)として3年半働きました。10社中9社で短期離職していますが、このラウンダーだけは短期離職していません。

ラウンダーの仕事はとても魅力的で、契約社員の期限がなければもっと続けたいとも思っていました。

この記事ではラウンダーの仕事の魅力について紹介していきます。

目次

ラウンダーとは

決められた店舗や取引先を定期的に訪問し、新商品の紹介や商品を置く売り場を交渉する仕事です。

直行直帰と言う、自宅から直接取り引き先に行き、終わったら家に帰って事務作業をするという方式が基本です。

私の場合は、会社に行くのは月に1度の会議だけ。会社の人よりも、取引先の担当者と会う回数のほうが圧倒的に多かったです。

ラウンダーのメリット

行き先が固定されている

ルート営業という担当が固定される方式なので、行き先が決まってきます。

自分がやりやすいように行く順番を決めることも出来、「やる気がでないから好きな担当者がいるところに行こう」「今日はいい取引先が多いから、ひとつだけ苦手なところをいれておこう」などその日の気分に合わせて調整することもできます。

好意的な担当者が多い

ラウンダーに対しては好意的な担当者がほとんどです。頑張って伝えても「やる」と言ってくれない担当者もいますが、あからさまにあしらわれるようなことは数えられるぐらいしかありません。

ラウンダーと話をすることで息抜きをしている担当者もいて、仲良くなれば、ちょっと無理なお願いも聞いてもらうことができます。

丸投げができる

取引先の担当者のほとんどは、ラウンダーよりも業界の経験が長いです。

そのため、ラウンダーの言葉を聞いた時に、「できるのか」「どうやって売ろうか」を考えてくれます。

極端なことを言えば、発注さえしてもらえば、後は丸投げということも可能です。

ただし一回限りの関係ではないので、発注してもらったらしっかりフォローはしておいた方がいいです。
次の発注にもつながるので、フォローしておくことで、自分が仕事をやりやすくなります。

困ったら本部の担当者に相談すればいい

ラウンダーは各企業の店舗を回るのがメインです。本部との交渉は営業が別で行っています。

そのため、店舗で話をしている中でわからないことがあれば、営業に聞けば問題ありません。
内容によっては営業が一緒に来てくれて、説明してもらうこともできます。

営業を利用すれば、自分の負担を減らすことができます。

ラウンダーのデメリット

期間採用が多い

私は契約社員として働いていました。他のメーカーのラウンダーに会うこともありましたが、そのほとんどが契約社員でした。

一般的に契約社員は、期間が過ぎたら契約は終了となります。

ただしラウンダーの場合は、結果を出した人は期間の上限なしの契約になることが多いです。

私の働いていた会社では、5人中3人が期間上限のない契約社員でした。

現場と本部の温度差が存在することがある

私のいた会社では、現場の人はやる気満々でした。いかに数字を伸ばすかに真剣で、会議では本気の話し合いをしていました。

ですが本部の営業の中には、体裁を保つための仕事をしている人もいます。上司からよく思われることを優先し、悪いことは表に出さないようにします。

会議の中で、現場のラウンダーがこの隠している部分に触れると、話をそらそうとします。

ラウンダーの仕事に限らずではありますが、立場ごとに温度差が生じます。

まとめ

ラウンダーは決められた店舗・企業に行って、新商品やキャンペーンの紹介・売り場の交渉をする仕事です。

担当者はラウンダーに好意的な人が多く、続けていく中で仲良くなり、気楽に仕事をできるようになります。

直行直帰の形式が多く、所属する会社の人と顔を合わせる機会が多いです。厳密に言えば少し違いますが、リモートワークのような感覚で働くことができます。

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