自力で書類を作り、面接を通過できる自信があるのであれば転職エージェントを利用する必要はありません。
もし転職活動に不安があり、ひとりでは転職をやり遂げられる自信がないのであれば転職エージェントの利用はおすすめです。
転職エージェントは転職するための手段の一つでしかありません。
もしあなたが自分の力で「転職先を見つけられる」「転職活動を諦めずに続けられる」のであれば利用する必要はありません。
短期離職を9回していますが、転職エージェントで転職したことは一度もありません。
とは言え、全く利用したことがないわけではありません。
履歴書や職務経歴書などのサポートはしてもらい、今でも感謝しています。
最初の転職で作った職務経歴書は、2回目以降の転職活動道でも利用しています。
転職エージェントはあくまで転職のサポートをしてくれる存在です。
短期離職をしてしまったことで転職活動がうまく行かず、次のような悩みを抱えているのであれば、転職エージェントを利用することで悩みが改善されることがあります。
「はじめての転職活動を何をやるのが正しいのか分からない」
「ひとりでの転職活動は不安」
「書類選考に通過しない」
この記事では短期離職を9回経験している私が、「短期離職者の転職のポイント」と「転職エージェントを使うべき条件」について解説していきます。
・書類選考作成で悩んでいる
・書類選考で落ちることが多い
・1人で転職活動をやるのが不安
・まずは誰かに転職の相談をしたい
短期離職者が転職活動するときの注意点
短期離職を9回していますが、転職活動でつまずきやすいパターンは決まっています。
・応募したい会社がない
・応募しても書類選考で落とされる
・書類選考で落とされ続けて転職活動が嫌になってしまう
短期離職者をしていると書類選考で落ちる可能性が高くなります。
そのため、
転職活動は書類選考は落ちる前提で行いましょう。
・応募数を増やす
・応募したら一旦転職活動のことは忘れて趣味に没頭する
書類選考で落ちないための工夫
職務経歴書はしっかり作っておくとのはおすすめです。
職務経歴書をしっかり作ることで、書類選考で落ちる可能性を下げることができます。
職務経歴書や履歴書はできるだけパソコンで作成するようにしましょう。
それだけで、パソコンを使えるとアピールすることができます。
スマホは使えてもパソコンはあまり使えない人が増えているので、パソコンで書類を作れることはアピールポイントになります。
内容がしっかりまとまっていれば、相手に伝える能力があることもアピールできます。
また、パソコンスキルをアピールすることができるのとは別に、
「毎回手書きしなくていいので気軽に応募できる」
というメリットもあります。
応募してから、「履歴書を書かなきゃ……」と思うと、それだけで疲れてしまいます。
時には「ヤバい、履歴書を書いてない」と落ち込んでしまったり、自分を責めてしまうこともあります。
・職務経歴書や履歴書はパソコンで作っておく
▶パソコンのスキルやまとめる力をアピールできる
▶毎回手書きしなくていいので応募数を増やせる
書類選考で落ち続けてしまって転職活動が嫌になってしまったのであれば、書類選考を気にしなくていい転職活動をすることも大切です。
これが転職エージェントを利用するメリットです。
・就職セミナーを利用する
・転職エージェントを利用する
就職セミナー体験談
私は過去に就職セミナーを利用したことがあります。
就職セミナーでは、1週間ほどの研修を行います。
研修のあとは書類選考は全くなしで、15社ほどと面接を受けることができました。
最終的に就職セミナーと利用して3週間ほどで内定を獲得しました。
面接は1日で行われるので、日程調整の必要がないのも嬉しいポイントです。
転職エージェントを利用するメリット
自分の力で転職活動をできると思えば、転職エージェントを利用する必要はありません。
履歴書や職務経歴書を自分で作成し、気になった仕事にどんどん応募していきましょう。
逆に言えば、
「転職活動って何をしたらいいのか分からない」「書類の作り方が分からない」のであれば、転職エージェントを利用する価値があります。
転職エージェントを利用するメリットは主に2つです。
「悩んだ時に聞ける」
「面接までたどり着ける可能性が高い」
転職を初めてする人や転職経験が少ない人にとって、転職は悩むことばかりです。
・志望動機を考えるのが面倒
・退職理由や転職理由をどうやって伝えたらいいのか分からない
・職務経歴書の書き方が分からない
もしどれはひとつでも当てはまり、「ひとりでは不安」と感じているのであれば、転職を諦めてしまう前に相談しましょう。
転職エージェントを利用することで次のようなサポートを受けられます。
・職務経歴書や履歴書の作成
・職務経歴書や履歴書の添削
・キャリア相談
・面接対策(志望動機や転職理由作成)
・面接可能な企業の紹介
職務経歴書や志望動機の作成など、転職で悩みがちなポイントを転職エージェントはサポートしてくれます。
その転職エージェントの紹介求人でいいものがなかったとしても、書類面のサポートを受けられただけで大きなメリットです。
また、転職エージェントを利用すると、すぐに面接を受けられる企業を紹介してくれることもあります。
短期離職者は書類選考で落ちる可能性が高いので、面接を受けられる企業を紹介してもらえます。
これは転職活動でのは安心感につながるのでおすすめです。
短期離職をした私が転職エージェントをおすすめする理由
私が転職エージェントをおすすめする一番の理由は、誰かに相談することが重要だと感じていることです。
私はひとりで何度も転職し、何度も短期離職を繰り返しました。
その原因は、自分の価値観の中だけで考え、目先の問題しか見えていなかったことだと考えています。
今の会社を辞めるために転職先を決め、辞めた理由を根本から解決することはできていませんでした。
私が短期離職を繰り返した理由
私は1社目を1ヶ月半、2社目を1年半、3社目を7ヶ月と連続して短期離職をしました。
短期離職を繰り返した原因は、目の前の問題にしか気がつけていなかったことです。
接客の仕事を辞めたいと思っていた時には、「土日休みをしたい」「ノルマに疲れたから人と接しない仕事をしたい」。
そう思って、事務への転職をしました。
そして事務の仕事になってからは、「同時に複数のことをやるなんて無理」「知らない人からの電話に出るなんて無理」となりました。
事務の会社は経営状況が悪かったこともありましたが、結果として短期離職となりました。
・複数のことを同時にやるのが無理
・知らない人からの電話に出るのが無理
この2つの理由は事務を辞めた理由ですが、接客をしていた時のことを振り返ってみると、どちらも該当していました。
接客をやってみて無理だと感じた理由
・ノルマがあってお客様のためにならないものを売るのが嫌
一番の理由はノルマの存在でしたが、根底には「知らない人に商品をおすすめするのが苦手」ということがありました。
このことに気がついたので、事務の仕事を辞め、次の仕事をするようになってからでした。
転職前に気がついていて、
「複数のことを同時にやらなくていい仕事」「電話対応のない仕事」
を選んでいたら、もっと長く続けられたと思っています。
何度も転職する気力とパワーがある人なら、「やってみてから考える」でいいとは思います。
ですが、なんども転職してきた私としては、転職回数は少ないに越したことがないと実感しています。
転職活動にはとてつもないパワーを使います。
応募するだけでも疲れますし、面接は応募の何十倍も疲れます。
転職活動がうまくいまないと、不安でメンタルが落ち込みます。
めちゃくちゃパワーを使う転職活動を何回もやるなんて、ぶっちゃけおすすめしません。
転職して、「あーこの条件無理だった」とならないためにも、相談することが重要です。
考えていることを言葉にするだけで、頭が整理されるからです。
また、アドバイスを受けることで、思わぬ発見があることもあります。
私自身も「短期離職で辞めたい」と悩んでいる人から相談を受けることがあります。
会話の中で、「短期離職が必ずしもマイナスになるわけではない」と話をすると決まって驚かれます。
短期離職を9回して感じるのは、面接官は短期離職の理由には興味はないってこと。知りたいのは採用して大丈夫な人かどうか。しっかり伝えようとすれば受け止めてくれるし突っ込まれることもない。変に誤魔化そうとすれば不信感を持たれ、短期離職をしていること以上にマイナス評価になって転職できない
— うた@正社員が向かなくて辞めた社会不適合者 (@ulovewriting) July 3, 2023
短期離職は書類選考においては不利になります。
一方で面接ではあまり関係ありません。
これは私が短期離職を繰り返してきた中で実感していることです。
このような、
自分が知らない価値観に触れるためにも相談することは重要です。
ひとりでの転職は失敗や後悔しがちなので、
転職経験が少ない人は、転職エージェントを利用しておくのがおすすめです。
20代の転職に強いサイト
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいかなくても次につながる
スタッフは全員第二新卒なのであなたの気持ちに寄り添ってくれます
転職エージェントの利用方法
転職エージェントを利用する時には、1社だけでなく複数のサービスを同時に利用しましょう。
会社での人間関係と同様に、転職エージェントと自分との相性が存在するためです。
複数のサービスを利用することで、比較することができます。
その中で「この人の話なら聞いてもいいかな」「この人が一番良かったかな」と思える相手がいれば、その転職エージェントを利用しましょう。
転職支援に登録したからといって、必ずしもそのサービスを最後まで利用する必要はありません。
言い方は悪いですが、転職エージェントと言っても営業にすぎません。
時には仕事をゴリ押ししてくることもあります。
そうなりそうな人だと思ったら、一度話して終わりで問題ありません。
仮に利用中にゴリ押ししだしたと思ったら、利用を辞めて問題ありません。自分主体で転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェント利用時の注意事項
転職エージェントの言葉は、ひとつの意見に過ぎないということを忘れないでおきましょう。
求人を紹介され、内定が出たとしても、最終的に入社するかどうかを決めるのはあなた自身です。
入社するか悩んだ時に、「たくさんサポートしてもらったから断るのが申し訳ない」という気持ちがあるならすぐに捨てましょう。
入社した会社であなたが望まない結果が待っていたとしても、転職エージェントは責任をとってはくれません。
自分の人生に責任を持てるのは自分だけ。
このことを忘れないでおきましょう。
希望と違う求人ばかり紹介されるようであれば、わざわざ面接を受ける必要はありません。
内定が出たとしても、必ずしも入社する必要もありません。
転職活動をサポートしてくれたことに感謝しつつも、自分が納得できる転職先を見つけましょう。
まとめ
短期離職をしていると書類選考で落とされる可能性が高くなります。
「職務経歴書」「志望動機」をしっかり作っておくことで、書類選考を通過できる可能性を高めることができます。
・職務経歴書や履歴書の作成
・職務経歴書や履歴書の添削
・キャリア相談
・面接対策(志望動機や転職理由作成)
・面接可能な企業の紹介
「書類選考の通過率アップ」「面接回数を増やす」ことができます。
書類を作るので悩んでいたり、ひとりでの転職活動が不安なのであれば、一度、相談してみるのがおすすめです。
相談するだけで悩みがスッキリすることも多いので、転職者に関わってきた機会の多い転職エージェントと話す機会はとても貴重です。
相談するだけでも、転職活動にプラスになること間違いなしです。
20代の転職に強いサイト
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいかなくても次につながる
スタッフは全員第二新卒なのであなたの気持ちに寄り添ってくれます