私は正社員での働き方が合わないと感じ、正社員を辞めてフリーターで生きることを決意しました。
正社員からフリーターになってどんな変化があったのかを紹介します。
正社員からフリーターになった理由
正社員が向いてないと感じていた
正社員として仕事をしていく中で、正社員は向いてないと感じることが多かったです。
自分が得意なことだけでなく、苦手なこともやらないといけない。
報告・連絡・相談をきっちり行わないといけないなど、自分ひとりで完結できない業務が苦手だったためです。
特に正社員に向いてないと感じた理由は、帰属意識のなさでした。
会社の指示だからやらないといけない。
会社の為ならなんでもしないといけない。
このような考え方が理解できませんでした。
会社の指示であっても、結果につながらない内容だと判断したら決してやることはありませんでした。
正社員は結果を出すことよりも、同じ正社員と人間関係を円滑にすることも求められます。
ですが私は、結果さえ出していれば他のことはどうでもいいと考えていました。
このことも正社員が向いていないと感じた要因でした。
短期離職を4回繰り返した
正社員を4社経験していますが、4社全てで短期離職しています。
正社員1社目:1ヶ月半
正社員2社目:7ヶ月
正社員3社目:1年半
正社員4社目:約1ヶ月
特に正社員4社目の会社では、パワハラを受けて試用期間中に辞めています。
価値観があまりに合わず、
発言をすると全否定され、何も言わないでいると「質問をしろ」と怒鳴られる状態でした。
合わないやり方を強要され、「このやり方は合わないのでこの方法でやりたいです」と話したものの即却下されるなど、無理だと感じる要素がたくさんありました。
まだ引き継ぎ前の段階で何も仕事を任されていませんでしたが、話が合わない人に質問しなければならない場面が増えていくることが想定され、憂鬱になりました。
結果として試用期間中に辞めました。
「働くぐらいなら死んだほうがマシ」という状態までメンタルが落ち込み、1年間の引きこもりも経験しました。
フリーターを選んだ理由
1年間引きこもりをしていましたが、貯金が少なくなり、生活するためには働かなくてはならなくなりました。
私は一人暮らしをしているので、お金がなくなれば文字通り死ぬ未来しか残っていませんでした。
そこでなんとか働こうとしたものの、週5日は働ける気はしませんでした。
働いたとしても、
・週3日
・1日6時間未満
が限界だと考えました。
そうなると正社員は自然と選択肢から外れました。
そうでなくても、正社員で働くこと自体にトラウマができてしまっていたので、自然と派遣社員やアルバイトの仕事に目が行きました。
それでも、「週3日」「1日6時間未満」の仕事は限られていました。
最終的には1日6時間未満は諦め、週3日にこだわって仕事を探しました。
フリーターとして6社を経験
フリーターになってからは、日雇いも含めて5社で働きました。
1社目:1日(日雇い)
2社目:6ヶ月
3社目:約1ヶ月
4社目:3ヶ月
5社目:6ヶ月(2023年2月から現在)
1社目の仕事は日雇いではありましたが、毎日募集があったため働こうと思えば毎日働くこともできました。
しかし1日行っただけで挫折し、もう二度と行くことはありませんでした。
そして現在は5社目の会社で働いています。
入社当時は週3日でしたが、続けていく中で増やしても大丈夫と感じたので、今は週4日働いています。
フリーターになって変わったこと
仕事面
責任のある仕事を任されることが少なくなり、精神的な負担が小さくなりました。
また正社員時代は、ひとつの業務ではなく色々なことをこなす必要がありましたが、フリーターになって決められたことだけをやればよくなりました。
生活面
週5日働いていたときよりも使える時間が多くなりました。
一方で収入は少なくなったため、節約するための工夫をする必要が出てきました。
正社員からフリーターになって後悔はあるのか
後悔は全くしていません。
確かに収入は減りましたが、精神的な負担が少なくなったことでメンタルが安定しやすくなったためです。
正社員への未練はあるのか
フリーターになってから、正社員でまた働きたいと思ったことは一度もありません。
週5日・1日8時間以上の勤務を強要される正社員は向いていませんでした。
フリーターとなったことで、週4日勤務だったり、1日最大6時間だったりと自分のペースで働けるようになりました。