正社員で働けという風潮はただの押しつけでしかありません。ならないといけないと思い込んで正社員で居続けるのはとてもつらいです。
正社員で働いていた時は、みんなそうしているから自分も正社員で働かないといけないという感覚に違和感を持っていました。
その結果、新卒から正社員で4社働きましたが、4社全てで短期離職もしました。
正社員で働いていた時は、「自分はどうなりたいんだろう」「この仕事は違う気がする」「会社のために頑張りたくない」と思う日々でした。
ですが正社員を辞めたことで、自分ファーストで過ごすことができるようになりました。
正社員じゃない生き方を選んだ理由
以前は正社員で働いていましたが、メンタルがぼろぼろになりました。
働くなら死んだほうがマシの状態まで落ち込み、1年間のひきこもりも経験しました。
一人暮らしだったこともあり、なんとか生活費を稼ぐために社会復帰しましたが週5日働くのは絶対に無理。1日8時間働くなんて想像するだけで倒れそうになる。そんな状況でした。
正社員じゃない生き方で変わったこと
正社員じゃない生き方を選んだことで、自分にあった働き方を選べるようになりました。
「週5日働く」「1日8時間働く」「決められた時間に働く」
アルバイトや派遣社員として働いているので、自分主体で自分の希望に合わせて働くことができています。
【現在の働き方】
・週5日
・1日5時間
・出勤10時以降
・通勤時間30分以内
正社員を辞めてよかったことは「勤務時間が8時間じゃなくてもいい」「自宅の近くで仕事を探せる」ということです。
勤務時間が短くていい
正社員で働いていると1日8時間勤務が必須になってきます。これを週5日続けるなんてきつくて当たり前です。
正社員じゃない働き方をしていると、自分である程度勤務時間を選ぶことができます。
自宅の近くで探せる
正社員募集のある会社が限られているので、自分が会社の場所に合わせて出勤する必要があります。
正社員じゃない求人を探すのであれば、求人数が多いので自宅の近くから探すことができます。
勤務時間が短くて済み、自分の時間を増やすことにもつながります。
仕事の条件が豊富
求人数が多いので条件重視で仕事を選ぶことができます。
「朝10時以降から」「週1日でもOK」「1日4時間から」など選択肢が多いので、無理なく働くことができます。
【私の仕事選びの条件】
・電話対応なし
・私服OK（スーツが無理）
・通勤時間30分以内
・運転なし
転職活動がしやすくなった
正社員じゃない働き方を選ぶようになったことで、転職活動のハードルが下がりました。
正社員は一度入社したらなかなか辞められません。会社側からすると、簡単に辞められたら困るので、求職者に求めるスキルや経歴、性格などのハードルが高くなります。
そのため、正社員の転職活動の難易度はどうして高くなります。
正社員じゃなくなったことで、採用されやすくなり、更には辞めやすくなりました。
気になった仕事があったらやってみて、合わなければ辞める。よさそうなら続けてみる。こんな選択もできるようになりました。
正社員じゃない生き方が許されない理由
日本社会では、「働く＝正社員」という考え方が強く根付いています。
そのため、「正社員以外はありえない」「働くなら正社員になれ」と言ってくる人がたくさんいます。
これは学校教育で「正社員で働かないといけない」と思い込ませられていることが原因です。
実際に私も正社員で働かないといけないと思い込み、正社員の枠の中で自分にできそうな仕事を探しました。
正社員で働いてない人を見ると、「なんで正社員で働かないんだろう」と思っていた時期もありました。
正社員で働くメリット
正社員で働いているだけで、「ちゃんと働け」「正社員にならないといけないよ」と言われることがなくなります。
【正社員で働くメリット】
・収入が安定しやすい
・社会的信用が高い
正社員で働くデメリット
正社員は信用を得やすい一方で、大変なこともたくさんあります。
【正社員で働くデメリット】
・週5日働かないといけない
・1日8時間以上働かないといけない
・決められた時間に働かないといけない
・仕事に求められる責任が大きい
・多くの仕事をやらないければいけない
・人間関係が面倒くさい
正社員は自由に働くことができません。決まった時間に出社し、仕事が終わるまで帰れない日々を強いられます。
また、ただ仕事をやっていればいいのではなく、人間関係をしっかり作ることも求められます。
嫌な上司や合わない同僚がいたとしても関わる必要があり、負担になってしまいます。
正社員じゃないと生きていけないのか
正社員じゃなくても生きていくことはできます。ただし、、正社員のほうが金銭面で安心感があります。
正社員じゃない生き方を選ぶと、給料は時給制であることがほとんどです。決まった金額もらえる正社員よりも不安に感じることもあります。
逆に言えば、時給制であるおかげで働いた分だけお金をもらえます。
「週に何日働くのか」「1日何時間働くのか」を自分で決めることができます。
生活に必要なお金さえ稼げば、正社員じゃなくても十分に生きていくことができます。
正社員が全てじゃない
仕事はお金を生活費を得るためにすることです。
それなのに、精神的にボロボロになったり、体力の限界になるまで頑張っては意味がありません。
帰宅後の時間や休日に、仕事のことを考えて憂鬱になるなんて最悪です。
これでは会社のために生きているの同然です。
働き方は正社員だけではありません。
アルバイトや派遣社員、契約社員など様々です。
どんな働き方であっても働いているだけで凄いことです。
正社員が全てではありません。
正社員が合わないと感じているなら、正社員以外の働き方も考えてみましょう。
正社員じゃない働き方をしていはいけない人
正社員じゃない働き方を選ぶことには、デメリットもあります。
私自身は正社員じゃない生き方をすると決めているので、正社員で働けというつもりは全くありません。
だからこそ、その場の感情だけで正社員じゃない生き方を選ぶと後悔することも知っています。
もしあなたが、、下記の条件に該当するなら正社員にこだわりましょう。
【正社員にこだわったほうがいい人の特徴】
・正社員じゃない自分にコンプレックスを持ってしまう
・周囲と比較して落ち込んでしまう
・「正社員で働け」と言われてメンタルをやられてしまう
逆に、下記の該当するのであれば、正社員じゃない生き方も選択肢に入ります。
【正社員じゃない生き方をしてもいい人】
・正社員でなくても、誰になんと言われても気にしない
・正社員じゃない働き方をしていることに自分で納得できる
自分の心を守るため、体を守るためであれば、正社員である必要はありません。
自分らしく生きられる方法を探してみましょう。
仕事の探し方
正社員で探すなら
今の会社はきついけど、やっぱり正社員がいい。
そんなあなたにおすすめなのは、同じ業界出身者に相談することです。
たまたま今の会社が合っていないだけで、環境を変えたら正社員で続けられることも十分にありえます。
同じ業界出身者であれば、あなたの悩みを理解した上で、どうしたらいいのかを教えてくれます。
実際に転職するかは、相談してから決めるのも全然ありです。
ひとりで悩んでいても気持ちが落ちてしまうだけなので、まずは話だけでもしてみましょう。
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正社員じゃない仕事を探すなら
バイトルなど好きな求人サイトを使って問題ありません。
「週5日働くのが不安」「1日8時間も働ける気がしない」というのであれば、日雇いの仕事もおすすめです。
個人的におすすめの求人の探し方は、複数の求人サイトをまとめて見られるものです。
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