正社員になることだけが正しい生き方ではありません。私は正社員を辞めたことで、前よりも働きやすくなったと感じています。
もし正社員が合わないと感じているのであれば、正社員にならないことは甘えではありません。
正社員にならないことは、自分を守るための重要な選択肢のひとつです。
絶対に正社員にならないといけないというのは、社会が与えた思い込みにすぎません。
中には正社員として生きることが合わない人もいます。私もそのひとりです。
正社員が合わない人もいる
正社員での働き方が合わず、正社員になることで自分らしさを失ってしまう人もいます。
私もその一人です。
これまでに正社員4社を経験し、4社すべてで短期離職をしました。
中にはパワハラを受けて試用期間中に辞めた会社もあり、もう正社員では働かないと決めています。
今正社員で働くかどうか悩んでいて、
「責任のある仕事はメンタル的に無理」「色々な仕事を任されてもこなせる気がしない」
と不安に感じているのであれば、正社員で働かないことも立派な選択肢です。
正社員になりたくないは甘えじゃありません。
【正社員になりたくないが甘えじゃない理由】
・会社に自分のすべてを捧げる必要はない
・仕事は生きるための手段。そこで病む必要はない。
私が正社員になりたくない理由
そもそも「働く=正社員」という考え方は社会によって作られた刷り込みです。
正社員以外はありえない。正社員を辞めるなんてありえないと思っている人は、脳死で教わったことを口に出しているだけです。
言ってみれば、日本社会に洗脳された存在です。
正社員で働くとなると様々なことを求められます。
【正社員に求められること】
・適正関係なく幅広い業務
・仕事に対する責任
・部下の仕事に対する責任
・自分の仕事よりも人間関係の円滑化
・自分の意思よりもしほとの方針が絶対
時には明らかに仕事にマイナス影響しかない仕事をしなければならなかったり、自分とは関係のない業務のせいで残業をしなければならないこともあります。
この正社員がやらなければいけない仕事を負担に感じ、メンタルがボロボロになってしまう可能性があるのであれば、正社員で働かないことは立派な選択肢です。
私は過去の正社員4社を経験し、4社全てで短期離職しています。4社目ではパワハラを受け、辞めてから1年間は引きこもりになりました。
スーツを着て働くことへのトラウマもできました。
正社員4社を短期離職して無理だと分かったこと
・電話対応
・スーツで働く
・複数のことを同時にやる
・話し声が多い
・週5日働く
・1日8時間以上働く
・朝8時より前に起きないといけない
・通勤時間40分以上
・50歳以上の人
・車の運転
・ホウレンソウが多い
・暗記必須
・興味を持てない商品を扱う— うた@正社員が向かなくて辞めた人 (@ulovewriting) May 23, 2023
正社員にならないのもあり
会社は生きるための手段でしかありません。
それなのに、メンタルをすり減らして、ボロボロになってまで働くのはおかしいと思っています。
また、価値観やメンタル的な理由で正社員で働くことが合わない人もいます。
正社員になりたくないと感じているのであれば、無理に正社員になる必要はありません。
少しでも仕事が負担にならない環境を探すことは甘えではありません。
むしろ自分を守るための立派な行動です。
正社員て肩書きがつくのがイヤ。しっかり仕事をしないといけない気になるから。もう頑張りたくないし、最低限のパワーで仕事をして、最低限の生活費だけ稼げればいい。責任だけ無駄に求められる仕事はいらない。頑張り過ぎたら、また引きこもりに戻ってしまうから。自分の心を守るための選択は重要。
— うた@正社員が向かなくて辞めた人 (@ulovewriting) June 9, 2023
私は現在、「週4日」「1日最大6時間」という環境を選んで仕事をしています。
精神的な負担や体力的負担が正社員の時より減り、落ち着いて仕事をできるようになりました。
アルバイト・派遣社員となったことにより、仕事への責任が軽くなったことも影響しています。
仕事をしっかりやらないとと考え、失敗を引きずってしまう人の場合は、
正社員を辞めて非正規社員になることで、精神的不安が軽減される場合が多いです。
ただし、正社員になりたいという気持ちが少しでもあるのであれば正社員を目指しましょう。
他の働き方を選ぶと後悔する可能性が高いです。
正社員にならないことを選んだ本音
仕事の精神的負担が減った
仕事において最終的な決定をするのは正社員です。
そのため、アルバイトや派遣社員として働いているのであれば、なにか問題があったら正社員に投げれば問題ありません。
責任の伴う部分にはできるだけ関わらないようにできるので、精神的な負担を減らすことができます。
業務内容がラクなものばかりになった
正社員が任される仕事は多岐にわたります。適正の有無に関わらず、会社として必要な業務はすべて任されることになります。
これがアルバイトや派遣社員であれば、やるべき業務は限られています。
経験や責任の伴う業務は任されなことがほとんどで、単純作業など比較的ラクな仕事を任される事が増えます。
通勤時間重視で仕事を探せるようになった
正社員は求人が限られているため、募集されている仕事の中から行けそうな職場を選ぶしかありません。
ですがアルバイトや派遣社員であれば、求人が豊富であるため、家の最寄駅や2駅となりのように、通いやすい場所を探すことができます。
探せる仕事の幅が広い
アルバイトや派遣社員で仕事を探すようになって、ひとつの業務でも多くの種類の仕事があることに気が付きました。
箱詰めひとつとっても「おもちゃ」「おかし」など種類が豊富で、自分が興味を持てそうなものから選ぶこともできます。
正社員になった方がいい人の特徴
”正社員ではない”という事実に対してコンプレックスを持ってしまうのであれば、正社員で働いた方が無難です。
正社員以外の働き方を選ぶことは、仕事の負担や不安を減らす選択です。
その一方で、日本社会には「働く=正社員」という考え方が根付いています。
正社員以外で働いている人に対して、「ちゃんと正社員にならないといけないよ」と平気で言ってくる人もいます。
言われた言葉に対して気持ちが落ちてしまいやすい人は、正社員で働くことを目指しましょう。
正社員にならない選択肢
正社員で求人を探した場合は、
「週5日」「フルタイム」のふたつはほぼ必須になります。
また、業界によってはスーツ着用が必須になります。
もし……
「週5日働けない」「フルタイムはキツイ」と感じているならば、
アルバイトや派遣社員で仕事を探しましょう。
最初は週2日や3日だけやってみて、その職場が合いそうだったら1日増やしてみるというのもありです。
今の私が実際にそうで、入社時は週3日だけでしたが、
慣れてきたのと、1日ぐらい増やしても大丈夫
と感じて、今は週4日働いています。
ちなみに勤務時間は、1日6時間前後です。
【働き方の選択肢】
・アルバイトで週5日
・アルバイトで週5日未満
・派遣で週5日
・派遣で週5日未満
おすすめ派遣サイト
【マイナビスタッフ】
マイナビスタッフでは、正社員雇用前提の求人を探せるので、長く働ける求人を見つけやすくなります。
正社員で働いたことがないなら
正社員になりたくないと感じていたとしても、1回から2回は正社員を経験しておくことがおすすめです。
正社員を経験しているのといないのでは、仕事をする上での指示の受け取り方が変わってきます。
言い換えると、正社員を経験している人のほうが、求められている内容をすぐに理解しやすく、評価されやすいです。
新卒をすでに退職してしまっている方や20代の方であれば、専用の転職サイトを利用することで転職先を見つけやすくなります。
【20代向け転職サイト】
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいなくても次につながる
スタッフが全員新卒を辞めた経験のある人なので、辞める悩みに寄り添ってくれます。
条件としては転職エージェントを利用することです。
転職エージェントを利用するのは面倒と感じる方もいるかもしれません。
ですが、、
転職活動は孤独なもので、ひとりでやっていると心が折れてしまうことも多いです。
そんな時、相談できる相手がいると転職を諦めずに最後までやり遂げやすくなります。
また、相談するだけで頭がスッキリすることも少なくありません。
情報収集や自分の価値観をしっかり把握するために、相談だけしてみるのもありです。
転職活動が行き詰まっているのであれば、まずは相談してみましょう。
【20代向け転職サイト】
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいなくても次につながる
相談相手は新卒を辞めた経験があるので、辞める悩みに寄り添ってくれます
まとめ
正社員になりたくないのであれば、無理に正社員になる必要はありません。
正社員以外の働き方を選ぶことは甘えではありません。自分で考えて選んだことなら、周囲に何を言われても気にする必要はありません。
派遣社員だろうとアルバイトだろうと、働いているだけで凄いことです。自分に合う働き方を見つけましょう。
自分に合いそうな仕事が分からないのであれば、適職診断もおすすめです。自分では素養もしていなかった仕事が見つかるかもしれません。