入社してすぐにパソコンを与えられたものの仕事は与えられなくてすることがない。周りは業務をしているのに自分は何もしていない。社内ニートは精神的にとてもつらい状況です。
この記事では社内ニートを経験した私がどんな行動をしたのか。社内ニートの人にはどんな選択肢があるのかを紹介します。
社内ニートでつらかったこと
社内ニートでつらかったことは、周りは仕事をしているのに自分は何もしていないという孤独感でした。
「あいつはなんで何もしていないんだ」と思われている気がして、周囲の目も気になって仕方がなかったです。
することがないのでただ座っているだけの状態で、寝ないようにするのに必死でした。幸いにもトイレに行きやすい環境だったので、コーヒーを飲みながら定期的に体を動かして睡魔と戦いました。それでも眠ってしまうこともありましたが・・・。
社内ニートでやったこと
社内ニート中には、業務を割り当てられたときに役立つことをしたいと必死でした。
そのため、業務に役立ちそうなことを調べてノートにまとめました。あまりに不安過ぎて、上長のところに行って、「〇〇を調べているけれど他に勉強しておいた方がいいことはあるのか」と聞きました。
この自分で調べた内容ですが、結果だけ言うと業務では全く役に立ちませんでした。プロジェクトごとにやり方が全く異なっていたためです。
社内ニート中に周りの目
1週間から2週間ほどでようやく仕事を与えられました。その際に知ったのですが、私が上長に質問したことで「この人は頑張ってくれそう」と思われていたようです。
また会社にとっては、入社直後に社内ニートになるのは普通のことで、周囲には業務がなくて座っているだけの私に対して何も思っていなかったようです。
あまりに何も思っていなさ過ぎて、完全放置なのは逆にきつかったですが・・・。
上長に聞くというアクションを起こしたおかげで、上長は時間を作って業界のことを説明してくれました。私の前に入社した社員も集めて行われたのは印象的でした。
自分だけが社内ニートだったのか
後から入社してきた人がいましたが、その人の社内ニート状態でした。やる仕事がまだ割り当てられている状態で、指示を待つしかありません。
その姿を見た時に、待っているだけはつらいよねと心の中で思いました。
社内ニート中に考えたこと
待つしかないのは仕方ありませんが、せめてこれを勉強しておいてほしいだとかやることの方針は教えてほしいと感じました。
何もしていないのにお金をもらえる。その状態に対して、楽でいいじゃないか。そういう人もいますが、実際に社内ニート状態になってみると不安の方が多かったです。
社内ニートを抜け出すには
社内ニートから少しでも早く抜け出すためには、自分からアクションを起こすことが重要です。
起こせるアクションとしては、「社内に自分の存在をアピールする」「転職活動をする」のふたつです。
社内に自分の存在をアピールする
社内ニートをから抜け出すには、業務を与えてもらう必要があります。
そのためには、「この人に仕事を任せてみよう」「この人ならやってくれるかも」と思ってもらえることが重要です。
この評価を得ておくと、いざ業務をもらって分からなかったときに質問しやすくなります。
評価を得る方法としては、「手が空いていて調べ物をしている」「こんな内容を調べているけれど、他の知っておくと業務に役立ちそうなことはあるかを聞く」の二点です。
自分という存在を認知してもらうためにアクションを起こすことが重要です。
転職活動をする
同じ会社で社内ニート状態が長く続いているのであれば、転職活動をすることも重要です。
会社が今のままでいいと思っているのであれば、業務を与えられないままの状況がこの先も続く可能性が高いです。
社内ニート状態は悪いのか
「仕事がなくて座っているままでいい」と割り切れるのであれば、社内ニート状態が悪いとは限りません。
仕事がなければ体の疲労はたまりませんし、残業をする必要もありません。帰宅後に自分のために使える時間も多くなります。
キャリアとして不安であれば、自分の時間をスキルアップに使うこともできます。業務後に別の職場で働くなんてこともできます。
社内ニートだからといってマイナスにとらえるのではなく、社内ニートだからこそできることを考えてみましょう。
自宅でできることがすぐに浮かばないのであれば、副業サイトの利用もおすすめです。
まとめ
周りは仕事をしているのに自分だけは何もしてない。社内ニートは精神的にとてもつらいです。
少しでも早く業務をもらうためには、自分から行動して、社内に存在をアピールしましょう。今の会社に居続けても仕事はもらえないのであれば、転職も選択肢に入ります。
社内ニートには、疲れがたまりにくいというメリットがあります。社内ニートだからとマイナスにとらえるのではなく、社内ニートだからこそできることはないか考えてみましょう。