【この記事を読んでほしい人】
・新卒の短期離職してしまって次は失敗したくない
・初めての転職活動で何をやったらいいのか分からない
・バカにされるのが怖くて誰にも短期離職を相談できない
私は新卒の会社を1ヶ月半で辞め、転職した2社目も1年半で辞めてしまいました。今振り返ると、転職活動中に誰にも相談しなかったことが原因だったと考えています。
失敗しないためには自分の悩みを理解してくれる相手に相談し、自分が何に悩んでいるのかを知った上で転職することが重要です。
新卒を短期離職した理由
私は新卒の仕事を1ヶ月半で短期離職しました。
入社してすぐにこんな働き方はしたくないと感じたからです。
その理由は、業務内容へのミスマッチや学生時代は気づいていなかった働けない条件がありました。
やりたいこととのミスマッチ
業務内容のミスマッチ
新卒入社は販売の仕事でした。
入社前にやりたいと思っていたことはおもに2つありました。
1.商品をきれいに並べて陳列
2.どうしたら売上が伸びるか考えながら発注
これらのふたつは、私が入社した会社では求められていませんでした。
すべてがルーティーンワーク化されていて、決められたことをきっちりこなすことだけを求められていました。
もちろん、企業によっては私がやりたかったような「キレイに装飾」や「売上アップのための努力」を求められます。ですが私の入社した会社では全く求められません。
結果として、私のやりたいことと会社の求められることが食い違ってしまっていました。
働き方とのミスマッチ
「死ぬ気で働きたい」という気持ちは全く持っていませんでした。
そんな私が直面したのが、死んだ魚のような目で働く上司でした。
入社数週間ではそれほど大きな仕事は任されていなくて、業務の負担はさほどありませんでした。
ですがこの先、仕事をたくさん覚えていったとして、上司の同じように死んだように働くのは嫌だと感じました。
気にしていない労働条件が無理だった
学生時代にアルバイトはしていましたが、週5日働くということはありませんでした。
ですが社会人になると週5日働くことを求められました。
特に週5日働くのがきついと感じた要因が、勤務時間にありました。
シフト制の仕事だったため、出勤時間はバラバラ。日のよっては朝6時からだったり、18時からだったりと規則性はありませんでした。
時には、24時まで仕事で次の日は6時からなんてこともあり、体力的な負担が非常に大きかったです。
「朝早いことがある」「勤務時間がバラバラ」の条件が重なって、長く続けるのは無理だと感じました。
1日100件を越える人が利用した退職代行モームリでは、新卒が辞めた理由に次のようなものがあったと紹介しています。
①女性・美容関連 入社説明の段階では身だしなみは自由との説明であったが、髪色が明るいとの理由で入社式に参加できなかった。
②女性・IT関連 社長から『使えない奴だ』などといった暴言や高圧的な態度や、社内で横行するパワハラにより同じ会社で新卒3名の退職代行利用。
③女性・販売業 正社員として採用されたにも関わらず、派遣社員としての勤務であり、聞いていた条件と異なっていた。
④女性・サービス業 まだ入社して時間が経っていないのに、手間取ると仕事を横取りされたり、物を投げて渡されたり、床に放たれたり、しんどかった。
⑤女性・サービス業 車通勤を希望していたが、公共交通機関で来るように言われた。(駐車場も自費で事前に月極で借りており、迷惑をかけないようにしていた)
⑤女性・サービス業 30分前に出勤したにもかかわらずまだ早く来るように言われた。タイムカードがないため、早く出勤、残業しても残業代が出ない。
⑥男性・建築・建設業 入社前に「土曜は休みか」と聞いたところ「基本的には休み。ただ祝日で平日が休みの場合は 土曜出勤になる」と聞いていたが実際入社したら土曜日も通常出勤で基本的な休みは日曜だけだった。
引用元:https://twitter.com/momuri0201/status/1780082870125822216?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1780082870125822216%7Ctwgr%5Eff3b7db095b3aae6f363b3b718faa12b47fcd6d9%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Futanaka318.com%2Fshinsotsu-tankirishoku%2F
新卒入社の会社選びを失敗した要因
新卒で自分に合わない会社を選んでしまったのは、就活の時に焦っていたのが要因でした。
半年以上毎週のように面接を受けましたが、内定は0。心身ともに疲れ切ってしまい、どこでもいいから内定をほしいという状態になっていました。
そして、内定をもらった会社に喜んで入社しました。結果としてその会社は合わず、1ヶ月半で短期離職することになりました。
就活で合わない会社を選んでしまった要因
なかなか内定を貰えなかったのは、自己分析が足りなかったのが原因だと今となっては思っています。
自分のやりたいことが分からず、当時いた学部の知識を活かせそうな業種でなんとなく就活していました。
転職活動中には「本当にうちで働きたいの?」と面接官に言われてしまったこともありました。
そんな状態での就職活動だったので、「強みやアピールポイント」「どうなりたい」なんて自分で分かっていませんでした。
大学を卒業したら一人暮らしをしたいという気持ちだけはあったので、その条件を満たせる会社の内定に飛びつきました。
そのせいで、細かい労働条件に目を向けなかったのが失敗した要因でした。
【就職活動を終えた時の心境】
・就職活動に疲れた
・どこでもいいから内定がほしい
ぶっちゃけ、自分がどうなりたいとか何をしたいかは全く分かっていませんでした。
新卒短期離職後の転職失敗談
新卒入社の会社を一刻も早く辞めたいと思っていた私は、すぐに転職サイトに登録しました。
当時はよく調べもしなかったので、自分で応募して自分で面接を受ける以外の転職方法を知りませんでした。
運良く内定をもらえたからよかったものの、一歩間違うと生活費すら払えない状況になっていました。
ですがこの2社目も1ヶ月半で辞めることになってしまいました。
理由としては、短期離職をした会社を選んだ時と同じ方法で転職活動をしてしまったことです。
新卒入社、2社目は両方とも「どこでもいいから内定がほしい」で入社を決めてしまいました。
転職に失敗した要因
転職する会社選びで失敗した要因は、自分がどうなりたいのか分かっていなかったことにありました。
勢いで会社を辞め、よく自己分析もせずに勢いで転職活動をしました。
そのため、「何が嫌で新卒の会社を辞めたのか」「どんな会社なら続けられそうなのか」を一切考えていませんでした。
今となって新卒の会社を辞めた理由をしっかり説明できますが、大学を卒業して社会人1ヶ月半だった私には、自分と向き合う余裕はありませんでした。
ただ今を生きるのに必死で、思っていたのと違う現実に焦っていました。
失敗した会社選びに共通していること
新卒1ヶ月半、2社目は1年半と私は短期離職を繰り返しました。
その時の会社選びに共通していたことは、全て自分で決めてしまっていたということです。
誰にも相談せずに、直感だけですべて決めてしまっていました。
自分の価値観の中だけで良さそうなものを探してしまい、結果として合わないものばかり選んでしまいました。
「なんでこの仕事してるの?向いてないよ」と言われてしまったこともあります。
当時は「なんでそんなこと言うんだよ」と思ったのですが、3年以上経った今となっては自分でも向いていない仕事をしていたと感じています。
他人の言葉は、自分では気づいていない気分に気がつくきっかけになってくれます。
それが転職活動においては、「向いている向いていない」や「自分がどうなりたいのか」「どんな働き方なら続けられるのか」を知るきっかけになってくれます。
もしいま新卒を短期離職した当時に戻るのなら、しっかりと相談をして、自分と向き合うことを選びます。
相談するのはとても勇気のいることですが、その分の見返りが大きいと身をもって感じているからです。
新卒短期離職した後の転職方法
転職方法としては主に3つあります。
【主な転職方法】
1.転職サイトに登録して、書類選考から面接まで自力で頑張る
2.就職エージェントを利用して、転職をサポートしてもらう
3.第二新卒として入社できる会社を探す
中途採用で転職
1と2の方法は中途採用として転職する方法です。
私はこのうちの「1.転職サイトに登録して、書類選考から面接まで自力で頑張る」で転職活動をしました。
自力で履歴書や職務経歴書を作る自信があるのであれば、この方法がおすすめです。
ただし私のように、自分に合わない会社を選んでしまうおそれもあるので注意が必要です。
第二新卒で転職
新卒を辞めて転職する場合は、第二新卒として転職することができます。
第二新卒は一般的に、新卒を2年から3年以内に辞めた人を指します。
中途で入社すると「研修は最低限」か「OJTと呼ばれる実際に仕事をしながら覚える」のどちらかになることがほとんどです。
ですが第二新卒であれば、新卒を短期離職したことを知った上での採用なので、しっかりした研修があることを期待できます。
第二新卒のメリットとしては、1回会社を辞めているにも関わらず、新卒に近い扱いをしてもらえることです。
第二新卒で探すことをおすすめする理由
私は第二新卒として就職したことはありません。
勢いだけで転職をしたので、第二新卒という言葉をしったのは後になってからだったからです。
もし新卒に近い立場でやり直せると知っていれば、その方法で転職したかったです。
第二新卒として転職をする場合は、転職エージェントを利用するのが条件になります。
転職相談をするのは「面倒」「辞めた会社のことを話すのは嫌」という方もいるかもしれません。
ですが自分と向き合わずに転職活動をしてしまうと、入社してから後悔してしまう可能性が非常に高いです。
実際に過去の私がそうでした。自分と向き合っていないと、入社後に嫌なことが合った時に「辞めたい」とすぐに考えるようになってしまいます。
【第二新卒で転職活動をするメリット】
・新卒を短期離職していると知っている上で採用してもらえるので安心
・しっかりとした研修を受けやすい
・経験がない前提で入社できる
新卒短期離職者におすすめの相談相手
新卒を短期離職したのであれば、同じように短期離職をした相手に相談するのがおすすめです。
同じ経験をしているので、「短期離職したことをバカにする」「短期離職のつらい気持ちに寄り添ってくれる」といったメリットがあります。
転職エージェントの中には、相談相手が全員第二新卒出身のものもあります。
あなたと同じように新卒を短期離職している人なので、悩みを理解し、寄り添ってくれます。
・初回相談は最大2時間
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート
・ブラック企業排除済み
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいかなくても次につながる
転職エージェントの多くは、相談相手が「キャリアアドバイザー」だったり「ベテランコンサルタント」だったりと名前だけで相談するのを躊躇ってしまいそうなところもあります。
今回が初めての転職活動で1から転職方法なのど教えて頂き、僕の離職理由や希望、悩みを聞いてそれをもとに求人を紹介してくださいました。
求人の業務内容や詳細を教えて下さり、応募後も面接対策として時間を設けて頂けたり履歴書や職務経歴書作成の手伝いもして下さいました。とても手厚いサポートで安心して面接に臨む事が出来、見事内定を頂きました。話しやすく、メールや電話でもすぐ対応してくださり最後までしっかりサポートして頂けるエージェントさんだと思います!
Google口コミ
転職エージェントの相談相手例
マイナビジョブ20’s | 第二新卒エージェントneo | ゼロイチ転職 | |
強み | 大手 | 入社前も後もサポート | 完全オーダーメイド就職 |
相談相手 | 市場を熟知したキャリアアドバイザー | 全員が第二新卒出身(新卒短期離職経験者) | ベテランコンサルタント |
相談相手が全員第二新卒出身と明記している転職エージェントはかなりレアです。
新卒短期離職の相談をするならここ
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいかなくても次につながる
スタッフは全員第二新卒なので、新卒の辞めたいという気持ちに寄り添ってくれます
新卒短期離職者向け転職エージェント
第二新卒エージェントneo | いい就職ドットコム | ハタラクティブ | |
求人数 | 1万件以上 | 6000件以上 | 3000件以上 |
サポート内容 | ・初回相談最大2時間 ・内定後の書類用意のサポート ・入社前研修 | ・面接対策 ・書類添削 | ・面接対策 ・書類添削 |
転職期間 | 最短6日 | 最短2週間 | 最短2週間 |
相談相手 | キャリアアドバイザー ※全員が第二新卒出身 | キャリアアドバイザー ※第二新卒出身者もいる | プロのアドバイザー |
利用可能エリア | 47都道府県 | 47都道府県 | 関東 中部 関西 九州 |
新卒を短期離職しても人生終了ではない
新卒入社は一度しかありません。
だからこそ、一度の失敗で挫けてしまいがちです。
新卒を短期離職した直後は「もう働くのは嫌」「正社員なんて無理」「ずっと引きこもっていたい」と思いがちです。
仕事をせずに生きていけたらそれが一番ですが、働かないとお金は手に入らず、生活をすることが難しいのは事実です。
働かないのは楽でいいという人もいますが、そんなことは絶対にありません。
「辞めてそのまま無職」の状態でいると、
「周りは仕事をしているのに自分は何をしているんだろう」
「働かないといけないと考えて疲れてしまう」
などメンタルが落ち込んでいきます。
家族や友人と接する時に後ろめたさを感じてしまがちです。
人と接すれば接するほど、メンタルにダメージを受けるのは最悪の状態です。
ひとりで塞ぎ込めばふさぎ込むほど、気持ちは落ちていきます。
転職活動のことを考えて憂鬱になり始めたら、すぐに気持ちを打ち明けられる相手を探しましょう。
私は過去に新卒を短期離職してますが、次の転職先を見つけることができています。
新卒短期離職は悪いわけではない
短期離職をしてしまうと、自分を責めてしまいがちです。
ですが私は、すぐに辞めたいと思わせた会社に問題があると考えてきます。
入社したばかりの人の心境に寄り添わず、決まったやり方をやるようにとただ押し付けてくる会社も多いです。
厚生労働省のデータによると、新卒入社の3人にひとりは3年以内に辞めるというデータも出ています。
新規学卒就職者の事業所規模別就職後3年以内離職率
※( )内は前年差増減高卒:36.9%
大卒: 31.2%
短大など:41.4%引用元:厚生労働省
短期離職をしているのはあなただけでなく、決して珍しいことではありません。
過去の私も、新卒の会社を1ヶ月半で辞めています。
短期離職してもひとりで悩まないで
短期離職しても転職することはできます。
もし転職活動がうまくいっていないと感じたら、今と違う転職方法を試してみましょう。
違う転職方法の例
ハローワークしか使っていない
▶転職サイトや転職エージェントを利用する
すでに転職エージェントを使っている
▶別の転職エージェントも試してみる
応募する気力がない
▶書類選考なしで面接を受けられる転職サービスを利用してみる
今と違う方法を試してみることで、「もうちょっと頑張ってみよう」と少しでも思えたら十分です。
ひとりで抱え込んでしまい、転職活動が嫌になってしまうのが最悪の結果です。
悩んだら、今まで相談したことのない相手に相談してみましょう。
他の人とは違うことを言ってくれて、違う結果が得られます。
転職活動がうまくいっていないのであれば、今と違う方法を試してみましょう。
短期離職者は相談相手選びも重要
相談することは大切ですが、相談相手を間違えると自分が傷ついてしまいます。
また、話しただけで満足して、転職活動が進まなければ意味がありません。
【おすすめの相談相手】
・短期離職経験のある人
・短期離職を否定しない人
このどちらかに該当する人を選びましょう。
短期離職に理解のない人に相談をすると、あなたの行動そのものを否定されてしまうおそれがあります。
近くに条件に該当する人がいないのであれば、転職エージェントや転職支援を利用しましょう。
実際にそのサービスで転職しなかったとしても、話をするだけで気持ちが軽くなります。
うまくいかないと思っている転職活動に、前に進むきっかけを与えてくれるかもしれません。
おすすめは同じ経験をしている相手を選ぶことです。
新卒短期離職の相談をするならここ
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいかなくても次につながる
スタッフは全員第二新卒なので、新卒を辞めたつらさに寄り添ってくれます
【同じ業界出身者に相談できる「フミダス転職」】
・業界未経験者でも活躍しやすい求人を見つけられる
・転職相談はWebや電話で行うので、スキマ時間で転職活動をできます
・LINEでいつでもメッセージを送ます
同じ業界出身者に相談することができるので、具体的な話を聞くことができます。
新卒を辞めた人の体験談を聞きたいなら
第二新卒の転職なら「第二新卒エージェントneo」
・19歳〜29歳なら誰でも利用できる転職支援です
・残業時間や人間関係の情報まで教えてくれます
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいかなくても次につながる
スタッフは全員第二新卒なので、新卒の辞めたい気持ちに寄り添ってくれます
もう正社員は嫌だと感じたら
新卒を辞めた直後の私は、正社員にこだわっていました。
もしあなたが、
「もう正社員で働きたくない」
「週5日も働くのは無理」
「1日8時間以上も働くなんてあり得ない」
と感じているのであれば、アルバイトや派遣社員も選択肢に入ります。
ですが本音を言うと、、、
新卒で短期離職したのであれば、あと1回は正社員を経験した方がいいと私は思っています。
新卒入社の会社が「たまたまあなたに合わなかった」「たまたま相性の悪い人が多かった」ということも考えられるからです。
また、複数の会社を正社員として経験しおくと、仕事に対する視野が広がります。
色々な会社に人と接していると、正社員としてその会社でしか働いたことがないという人と話すことも少なくありません。
そういった人は、「会社ってこんなもんだ」と決めつけ、どうせ転職しても同じ。不満があるけど、仕方ないから働き続ける。
という思考になっていて、脳死で働き続けています。
ですが、複数の会社を経験していると、
・前の会社に比べてここが違う
・この会社はこんないいところがある
・逆にここが悪い
・悪い部分はどこの会社で共通していそう
といったふうに、自分で分析することができます。
「この会社を辞めるべきか」「辞め時はいつなのか」を判断する材料にもなります。
新卒を短期離職したなら、もう一度正社員を目指すことがおすすめです。
【第二新卒で転職するなここ】