私は新卒を1ヶ月半で短期離職しました。
その後も正社員4社を短期離職するなど、短期離職を繰り返して現在はフリーターとして生活することを選びました。
この記事では
「新卒だけ短期離職しそう……」
「短期離職してしまって、もう正社員で働ける気がしない……」
「正社員で働ける気がしないからフリーターでいいかな……」
と悩んでいるあなたのために、
新卒を短期離職してフリーターになるのはありなのか?
についてまとめました。
新卒を短期離職してフリーターになるのはありなのか
新卒で短期離職した経験を元に考えると、
新卒を短期離職してフリーターになるのは”なし”、
もっと正確に言うと、”もったいない”と考えています。
下記の条件に該当する場合を除いては、新卒を短期離職しても正社員を目指して転職活動をするのがおすすめです。
新卒を短期離職してフリーターになってもいい人の条件
・正社員に未練がないかと聞かれて、「ない」と即答できる
・正社員で働いていない自分を思い浮かべて、「これでいい」と迷わずに言い切れる
・「なんで正社員で働かないの?」と聞かれて、絶対に気に病むことがないと確信している
フリーターになるのは強い決意がいる
「働く=正社員」という考え方が根付いているため、フリーターを選ぶということは社会の信用を捨てることになります。
同世代の正社員の人と比べてしまい「なんで自分はこんななんだろう」と感じがちな人は、正社員で働いておいたほうが安心です。
主に精神面で大きなデメリットを抱える可能性が高いので、
”絶対に正社員にならない”
”誰に何を言われても関係ない”
と思っている人でなければ、フリーターで生き続けるのは難しいです。
逆に言えば、
「メンタル的に正社員は無理」
「週5日は体がもたない」
「1日8時間とか疲れ切ってしまって無理」
と確信しているのであれば、フリーターも選択肢になります。
正社員になれる機会は限られている
正社員になれるタイミングは限られているので、
「もう絶対に正社員にならない」
と感じるまでは、正社員での転職にこだわったほうがいいと思っています。
私が正社員に二度とならないと決めている理由
「正社員4社を短期離職し、正社員で働くことが合わないと感じた」
「4社目ではパワハラを受け、メンタルがボロボロになった」
「正社員で働くぐらいなら死んだほうがマシ」とパワハラを受けて辞めてから2年以上経っても本気で思っている。
「正社員で働くことにトラウマがある」
「このまま正社員にこだわるとトラウマができてしまうことが分かっている」
このどちらかに該当するのであれば、正社員を目指す必要はありません。
自分を守るためと自分自身にしっかり言い聞かせてあげましょう。
正社員を辞めることは甘えではありません。
むしろ、メンタルがボロボロになるのが分かっているので、我慢して働き続けるほうが甘えです。
自分を守るための選択であれば、周囲に何を言われようとも誇っていいです。
正社員へのこだわりが残っているなら正社員にこだわった方がいい
正社員への未練があると、フリーターでいる自分を責めてしまう要因になります。
フリーターになることは、自分のメンタルを守る行為です。
ですが、フリーターでいることが自分を責めてしまう要因になってしまっては全く意味がありません。
新卒の場合は、2年以内の短期離職であっても転職できる可能性が高いです。
私は新卒を1ヶ月半で短期離職しましたが、すぐに次の転職先を見つけることができました。
新卒であれば、第二新卒として転職活動をすることができるメリットもあります。
一度短期離職していても、”新卒”のブランドを残したままで転職活動をすることができます。
これが新卒入社してから、3年・4年と経っていると、普通に転職活動をするしかなくなってしまいます。
”新卒”がつかなくなってから新しいことに挑戦するのは、世間的に見てもハードルが高いです。
新卒を短期離職したのは環境が合わなかっただけの可能性もある
新卒で短期離職してしまった人にすぐにフリーターをおすすめしない理由としては、辞めた要因が入社した会社にある可能性もあるためです。
新卒で入社した会社がたまたま合わなかった。
ということが十分にありえます。
私は正社員4社を経験したからこそ、正社員が合わないと確信しています。
ですが正社員1社を辞めた段階では、そこまでの判断はできませんでした。
今振り返って、1社目を辞めてすぐにフリーターになったとしても、正社員への未練は残っていたと思っています。
繰り返しにはなりますが、
フリーターで居続けるのは強い決意が必要です。
二度と正社員にならない。
周囲に何を言われても絶対に気にしない。
これぐらいの気持ちが必要です。
正社員への未練があるなら立場だけにこだわろう
正社員へのこだわりがあるのであれば、”正社員”という立場だけにこだわりましょう。
立派な仕事をしようだとか考える必要はありません。
正社員で働いているだけですごいことです。
世間からはそれだけで文句を言われることが減ります。
正社員を短期離職してから次の会社への入社は、
「自分が正社員で働けるのは確かめる」
目的で選ぶのもありです。
環境が変わだけで、
「あれ?意外と働けるじゃん」となることもあります。
私は入社1ヶ月でメンタルがボロボロになり、今までできていたはずのことができなくなったことがありました。
ミスも連発して、「死にたい」「いつ死のう」と常に思っていたこともあります。
結果的にこの会社は試用期間中に辞めました。
そして辞めることで、気持ちが軽くなりました。
次の会社ではいつもどおりに仕事ができるようになり、安心することができました。
新卒1社目だけで、
「今の会社が駄目=自分に正社員が合っていない」
と判断してしまってはもったないです。
自分で自分の可能性を狭めてしまっています。
またこの決め方では、正社員への未練が残る可能性が高いです。
新卒の短期離職であれば、ぜひ第二新卒として正社員を目指してみてください。
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