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退職は無責任じゃない。ボロクソ言われても無視して辞めていい。

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退職には多くの葛藤があります。それを理解しようとせずに、無責任だとか逃げとか言ってくる職場は辞めて正解です。辞める選択は自分のためにするものです。

無理して続けても、精神的にも体力的にもきつくなってしまう可能性が非常に高いです。

日本社会には同じ会社で長く働けという風潮がありますが、必ずしも正しいとは限りません。むしろ個人のことを考えない、社会常識の押しつけとさえ考えています。

会社は辞める人を悪者にしたがりますが、実際は辞めたいと思わせた会社側に問題あります。

退職することは「無責任」でも「逃げ」でもありません。

無責任と言ってくるのは辞ようとしている人がいる事実に対して無責任です。逃げと言ってくるのは、辞める人に寄り添わずボロクソ言って逃げようとしている会社が悪いです。

目次

退職は無責任でも逃げでもない

退職は自分を守るためにするものです。

そもそも辞めるという選択自体が、この会社で働き続けたらダメになると感じながらも「本当に辞めていいのか」と何度も悩んだ上で行う選択です。

悩んだことを理解せず、会社の都合ばかりを押し付けられるような環境で働き続けたいとはなりません。

辞める人を一方的に悪者にしようとする風潮がありますが、実際は辞めたいと思わせた会社に大きな問題があります。そのことに気づかず、辞める人を責めて終わる会社こそが無責任とも言えます。

退職でボロクソ言う心理

人間には「自分を否定されたくない」「損したくない」という気持ちが強くあります。この感情が退職者にきつく当たる原因になっています。

否定されたくない

退職に対してボロクソ言ってくる人の多くは、転職の経験がありません。つらくても我慢するのが当たり前と思っています。

だからこそ安直に「会社を辞める=逃げ」なんて発想が出てきます。彼らにとって退職者に寄り添うことは、自分自身を否定することにつながります。

自分は間違っていないと思い続けるために、自分の考えに反する退職者にボロクソ言います。

損したくない

退職者が出ると働く人が少なくなります。残される側の人間からすれば、仕事の負担が増えます。これを多くの人が無責任と表現します。

ですが実際は、辞めないように配慮できなかった会社側に問題があります。もしかしたら上司の接し方が合わなかったのかもしれません。

人が減ったら苦労するのが分かっているのに、退職を心に決める前に対応できなかった会社や上司に責任があります。辞める人がでないように努力をしてこなかったのに、辞める側に責任を押し付けるほうがどうかしています。

退職者が多いのは会社側の問題

会社の退職者が多いのであれば、辞められる会社に何かしらの問題があります。

【退職者の多い会社の例】
・ローカルルールがあるのにマニュアルがない
・知識0の人に教えることを前提で引き継ぎしてくれない
・覚えることが多いのにメモさせてくれない
・どこまでやればいいのかが明確ではない
・教育担当が相手がずっと忙しそうで聞きにくい

これらは私が過去に経験した内容です。

採用担当者から、「前任が1ヶ月で来なくなった」ということを聞いていた会社では、知識や経験のない人に教えるための環境が全く整っていませんでした。そしても私も1ヶ月で辞めています。

経験したことのある仕事であったとしても、会社ごとにルールがあってやり方も違います。

経験者でも苦労するのに、未経験者に仕事を慣れてもらう環境を整えていない会社が非常に多いのが実情です。

新入社員が入ってきて、頑張って覚えようとしたけれど環境が整っていない。最後にはつらくなって辞めてしまう。

退職者の多い会社は、このループが続けている事が多いです。そのため退職されるのは、会社が悪いです。

退職の話し合いでの注意点

辞めるのをダメと言われても意志を曲げない

退職の話し合いの場では、「何を言われても辞めます」という気持ちだけを伝えることが重要です。

少しでも隙を見せれば、「粘れば退職を止められそう」と思われてしまいます。

退職の話し合いの場では、「辞めるのは決定事項です。いつ辞められるかだけを教えてください」ぐらいに強気で行きましょう。

「この相手ならゴリ押しすれば辞めるのを諦めさせられる」と思われると、「転職先が見つからないから辞めない方がいい」と思い込ませるためにボロクソ言ってくることもあります。

自分に自信がない人は、その言葉で辞めることを諦めてしまうこともあります。

辞めると決めたなら、何を言われても関係ない。絶対に辞めるという強い意志が必要です。

相手の自己満足なアドバイスも無視しよう

退職を止めてくる人の中には、「退職したくて悩んでいる人の悩みに乗ってる俺カッコイイ」みたいな感覚で話をしてくる人もいます。

過去の経験を例に上げると、

いつ退職できるのかの日時を確認しにいったら、「今は辞めないほうがいいんじゃない」と見当外れな対応をされたことがありました。

しかも自己満足の発言で、こちらの言葉を聞こうとする姿勢は一切見られませんでした。

その人は部署の管理者でしたが、「みんな相談せずに辞めていく」と以前から漏らしており、相談というのもをやってみたかったように見えていました。

「すぐ辞めないほうがいい」「2年は続けたほうがいい」を平気で押し付けてくる人はたくさんいます。ですが彼らの多くは転職経験がなく、世間で言われる常識こそが正しいと勘違いしています。

そもそも、退職したいという気持ちに追い込んだ側が、退職する人の気持ちを理解できるはずがありません。

私の経験上、2年以内に辞めたとしても転職することができます。20代で6社を経験しましたが、2年以上働いた会社は1社だけでした。それでも今も働くことができています。

きつい環境で無理して続けるよりも思い切って新しい環境に触れてみたほうがいい。少なくとも私は本気でそう思っています。

退職の話し合いでボロクソ言われたら

退職は辞める側が悪いという風潮がありますが、実際は辞めたいと思わせる会社が悪いです。

退職する時にボロクソ言ってきたら、

「この人はこちらの話に興味がないんだな」
「自分のことしか考えれない可哀想な人なんだな」
「あーこの会社辞めて正解だったんだな」

と優しい目で聞き流してあげましょう。

特にボロクソ言ってきている人が、

・人の話を聞かない
・価値観を押し付けてくる
・パワハラ気質

の条件に該当するのであれば、まともに話を聞く理由はまったくありません。

会話の中で「いつ退職時期はいつですか?」だけを連呼するぐらいの気持ちでいましょう。

退職したいと思わせるのは、会社に何かしらの原因があります。

辞めるあなたが悪いわけではありません。

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退職で無責任と言われたら

退職で無責任と言われたら、言ってきたその人自身が無責任です。

辞めようとしている人がでているのに、自分が悪いと思っていないからです。

辞めさせて自分に非があると思っている人なら、「無責任」なんて相手を責めるような言葉は絶対に言いません。

無責任と言ってくる人こそが真の無責任者です。

辞めるのは逃げと言われたら

逃げではありません。働いていて心や体がボロボロになる会社を辞めるのは重要な選択です。

むしろ「逃げ」などの体のいい言葉を使って、辞めようとしている相手に向き合わずに逃げようとしている会社のほうがよっぽど問題です。

辞めるのは逃げだと押し付けてきたら、会社側が辞める人を出したという事実から逃げています。

上司にボロクソ言われたら辞めどきかも

上司は失敗に対してきつく言わなければならないこともあります。ですがあまりにボロクソ言われることが日常化しているのであれば、その職場を辞めることも考えましょう。

スキルや価値観が合っていない可能性があります。上司との相性が悪いことだって考えられます。そして何よりも精神衛生上良くありません。

どんなに過酷な環境であっても、辞めるのはとても勇気のいる選択です。「辞めないほうがよかったんじゃないか」とか、辞めてから悩むことも少なくありません。

だからこそ、、

退職する時にボロクソ言われたのなら、辞める選択は間違っていなかったことになります。

ボロクソ言い始めたら、「やっぱり辞めることにしてよかったなー」と聞き流しておきましょう。

退職で迷惑と言われたら

辞めるのを止めてくる方がよっぽど迷惑です。

人が足りなくなって会社が困ったとしても、辞める人が出ることを想定していなかった会社側に責任があります。

辞めるのを引き伸ばされる方がよっぽど迷惑なので、何を言われても気にせず退職の話をしましょう。

退職で寂しいと言われたら

情に流されていたら一生会社は辞められません。

寂しいと言ってきた人が、今後のあなたの人生を保証してくれるなら話は別ですが、そうでないなら感情に流されてはいけません。

一時の気の迷いで辞めることをやめてしまったら、後悔することもあります。

一度辞めると決めたら、その会社や人に対する情は捨てましょう。

退職で困ると言われたら

会社は人員ギリギリで動いていることがほとんどなので、人が減ったら困るのは当たり前です。

それと同時に、人が減ったら減ったでなんとかするのも会社です。

辞めると決めた会社に対しての申し訳なさは捨てましょう。一生辞められなくなります。

人が減って困ってもなんとかするのが会社の役目です。

仕事を辞めないでと言われたら

会社側が言うのは自由です。同時に聞き入れるかも自由です。

本気で辞めると決めたのであれば、気にせず辞めましょう。

退職する時によく言われること

私はこれまでに約10社を辞めていますが、退職する時に言われることは決まっています。

【退職する時に言われること】
・すぐ辞めると転職できない
・2年は続けた方がいい

この2つは辞めさせないための決め文句であり、会社側が自分は間違っていないと相手に認識させるための心理誘導です。

ちなみに、、

「すぐ辞めると転職できない」「2年は続けた方がいい」はどちらも嘘です。

もちろん、長く続けられるに越したことはありません。ですが転職できるかどうかだけで考えた時に、転職することは十分に可能です。
私は過去に短期離職を9回経験していますが、今でも働くことができています。

退職を止めるための決め文句は、退職者の気持ちに寄り添う言葉ではありません。ただの一般論の押し付けです。

辞めたいと思わせた会社が何を言ったところで説得力はないので、すべて無視しましょう。

退職がダメと言われたなら

ボロクソ言ってくるような会社では、すんなりと辞めさせてもらえないこともあります。

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態度が豹変しても気にしない

退職するといった途端にきつく当たってくる人もいます。

ボロクソ言ってくる人の考え方の根底には、「自分が損したくない」「自分以外の価値観を認められない」という考えがあります。

損したくない

損したと感じる内容としては、次のようなものがあります。

【ボロクソ言ってくる人が損したと感じる内容】
・辞められることで自分の評価が落ちる
・辞められることで自分の仕事が増える

評価が落ちる

採用するにはたくさんのお金がかかります。

なので採用担当者は、辞められてしまうことで上から文句を言われる場合があります。

また、採用したこと自体が仕事への実績になるので、すぐに辞められると実績を失うことになります。

これらの理由から、辞められるのを止められないと感じると、辞める相手のことを責め始めます。

退職されるのは、会社の環境や人間関係に問題があることがほとんどですが、そんなのはお構いなしです。

一方的に退職者を悪いと責めます。

こんな会社にいる人達は、上司の顔色を伺って仕事をする人ばかりなので辞めて正解です。

仕事が増える

退職に関する手続きを煩わしいと感じて、辞めさせないために文句を言ってくる人もいます。

「上司への報告が必要でつめられたくない」「人が減ることでまた仕事が増える」などの内容があります。

どちらにしても、退職者に寄り添ってくれている理由ではありません。

ただの自己防衛でボロクソ言っているだけなので、まともに相手をする必要はありません。

自分以外の価値観を認められない

「入社したら会社のために働くのが当たり前」「会社の指示には絶対に従うべき」と思っている人に多いです。

こういう人たちは、

「一度入社したら2年は働け」「すぐ辞めたら転職できない」「仕事は楽しむものじゃない」と平気で言ってきます。

その根底には、これまで苦しいけれど頑張ってきた自分を否定されたくない。という気持ちがあります。

もし自分が頑張って続けてきた会社をすぐに辞める人がいれば、自分のこれまで過ごしてきた時間を否定されたと感じます。

否定されたと思いたくない。自分が正しいと思い込みたい。

その気持ちから、退職者をボロクソ言うことで自分を肯定しようとしています。

感情だけで喋っているので、話の内容に論理性はなく、支離滅裂なことも多いです。

もしこんな人がいたら「何いってんだ」「可哀想な人だな」と思って聞き流していきましょう。

また、そんな人と一緒に長く働くのは不可能なので、辞めてよかったと噛み締めましょう。

態度が豹変して会社に行きたくないなら

本気で行きたくないなら退職代行を使うのも手です。

話し合ったところで状況が変わらないのであれば、思い切って頼ってみましょう。

まとめ

退職するときに寄り添ってくれない会社は辞めて正解です。

「無責任だ」「逃げだ」と言ってくる人もいますが、辞めると伝えた気持ちはそんな軽いものではないはずです。

気持ちを理解せず、無責任と言ってくる人こそが無責任です。気持ちに向き合わず、逃げと言ってくる人のほうが逃げています。

何も言われても気持ちを変えることなく、辞める意志を貫き通しましょう。

なかなか辞めさせてもらえないのであれば、退職代行を使うのも手です。

【退職代行がおすすめの人】
・もう二度と会社に関わりたくない
・辞めさせてもらえそうにない
・辞めると伝える自信がない

こんな時は、退職代行を使うと明日からいかなくてよくなります。

「有給を使わせない」と言われても代わりに交渉してもらえるので安心です。

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