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20代2回目転職した体験談。転職活動で後悔しないためには。

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次の転職では失敗したくないというあなたのために、20代で3回の転職を経験し、2回目の転職でこうしておけばよかったと後悔していることをまとめました。20代であれば短期離職したとしても、転職先を見つけることは十分に可能です。

ですが、転職先はどこでもいいわけではありません。たとえ転職できたとしてもすぐに辞めてしまっては意味がないからです。

短期離職を3回した経験を元に、2回目の転職活動で意識してほしいことをまとめました。

目次

20代で2回の短期離職を繰り返した要因

23歳の時に2回目の短期離職を経験しました。新卒として社会人になってから2年目の出来事でした。

20代で2回の短期離職をした当時と振り返ると、短期離職してしまったのは転職方法が間違っていたことが原因だと気が付きました。

【2回目の転職方法で間違っていたこと】
・新卒を辞めた時と会社の選び方が同じだった
・その時働いていた会社を辞めるために転職活動をした
・目の前の一番嫌なことだけを解決しようとした

新卒を辞めた時と会社の選び方が同じだった

新卒の会社を辞めているということは、一度会社選びに失敗しているということになります。

私が新卒の会社選びを失敗したのは次のような要因がありました。

【新卒会社選びで失敗した要因】
・内定がなかなかもらえなくどこでもいいで就職した
・自己分析不足でどんな働き方をしたいのか理解していなかった
・誰にも相談せずに決めた

この失敗は、新卒を辞めた後の転職活動でも繰り返してしまいました。

新卒の時は「早く就職活動を終えたい」という気持ちで内定に飛びつき、はじめての転職活動では「早く転職先の内定がほしい」で内定に飛びつきました。

内定をもらえればどこでもいいになってしまい、働き始めたあとの姿を考えていませんでした。

働かないといけないという気持ちばかりが強くなり、焦って転職活動をしてしまいました。

辞めた理由を消せていなかった

内定をもらえればどこでもいいで転職してしまったので、短期離職の原因をなくせていませんでした。

これは自己分析不足が原因だったと考えています。

【1社目と2社目で共通して無理だったこと】
・何もせずに待っているだけの時間が長い
・落ち着いてひとつのことをできない
・目の前で人に待たれるながら作業しないといけない

私の性格として「一度にひとつのことしかできない」「見られているのが苦手」というのがあります。

新卒と2社目の会社では、どちらも私が苦手な状況に常に置かれてしまいました。

そして2回目の転職の時にはこのことに気が付かず、3社目でも同じ失敗をすることになってしまいました。

自己分析不足で、2回会社を辞めた原因に気が付かず、3社目の会社選びでも失敗しました。

2回目の転職で失敗しないためには、それまでの会社を辞めた要因を理解することが大切です。

誰にも相談せずに決めた

私は新卒の就職、2回の転職をすべてひとりでやりました。

自分の向き不向きよりも「今の辛さから抜け出したい」という感情だけで転職活動をしました。その結果、適正のない仕事をやってしまったと今となっては思っています。

誰かに話をすることで考え方を整理したり、気持ちを落ち着けることもできるので、もっと転職の相談をしっかりしておけばよかったと今となっては思っています。

ひとりで決めると悪い方向に行きがちなので注意が必要です。

20代で短期離職を繰り返しても人生終了じゃない

短期離職しても人生が終わるわけではありません。20代で短期離職を2回繰り返しても転職することができます。

もしあなたが短期離職した原因が、「そのまま続けたらメンタルが限界で駄目になる」「毎日憂鬱で生活できなくなる」であれば、辞めたことは決して間違いではありません。

数年経って振り返った時に「辞めておいてよかった」と思える可能性が非常に高いからです。

辞めたことを後悔にしないためにも、2回目の転職では失敗しないようにしましょう。

2回目の転職でうまくいけば、過去の退職での後悔が少なくなります。

20代で短期離職2回目の転職体験談

未経験職種への転職

2回目の短期離職をしたあとは、事務になりたいと思って転職活動をしました。

1社目は販売、2社目は接客と人相手の仕事だったため、少しでの人と関わらない仕事をしたいと思ったためです。

未経験から事務への転職を目指したので、とても転職に苦労したのを覚えています。

ほとんど書類選考で落とされたと記憶しています。

1社だけ書類選考を通過しましたが、面接では完全に脈なしで落とされてしまいました。

未経験職種への転職でとても苦労しました。

転職が決まったきっかけ

2ヶ月ほど無職が続き、いよいよ貯金も尽きかけていました。

そして、「なんでもいいから仕事を見つけないといけない」という状態まで追い込まれ、最後は転職支援を利用しました。

そこで紹介していたのは事務ではなく、営業でした。

1週間ほど研修を受け、最後は15社ほどと一気に面接をするという流れでした。

ただ、そこでも私は内定を勝ち取ることができませんでした。

15人ほどが参加して、内定をもらえなかったのは私ともうひとりだけ。完全に負け組でした。

個別で仕事を紹介してもらった

内定はもらえませんでしたが、面接後に就職支援の人と個別に話をしました。

そこで事務の仕事を紹介してもらうことができました。

はっきり言って、かなり幸運だったと思っています。

と同時に、諦めなければ思わぬきっかけで内定はもらえると感じました。

今の転職方法でうまくいっていないのであれば、違う転職方法を試すことも大切です。

【転職方法の変え方の例】
・自力で転職活動している
→転職エージェントや就職支援を利用してみる

・転職エージェントを利用している
→別の転職エージェントを利用してみる

20代の2社目も辞めた

待望の事務に転職できたものの、実際にやってみて苦労することになりました。

というのも、事務の仕事があまりに向いていなかったのです。

【事務が合わなかった理由】
・ひとつのことに集中できない
・いつ電話が鳴るかという恐怖に常に晒される

事務が合わなかったことに加えて、取り扱いの商品に興味が持てなかったことも働くのがきつい要因となりました。

2回目の転職での反省点

結論から言えば、事務という職種にこだわりすぎたのが原因でした。

就職支援では「事務になりたい」という要望は伝えていましたが、どうしてそう思ったのかなどは一切話しませんでした。

このあたりの打ち合わせではないですが、過去の仕事を辞めた原因を話し合えていれば、もっと転職活動の結果が変わったのではないかと思っています。

【2回目の転職でやればよかったこと】
・どんな状況では働きにくいかを知る
・職種ではなく環境重視で仕事を探す

どんな状況では働きにくいのかを大切に

転職活動中は「なにができるのか」「なにができないのか」ばかりに目が行きがちです。

ですが実際に働いてみると、スキルがあっても能力が発揮できない状況はよくあります。

~環境選びの失敗例~
【ひとつのことを長時間集中してやるのが得意】
・同時に複数のことをやらない環境を選んでしまう
・作業を中断させられる環境を選んでしまう

【黙々と仕事をするのが得意】
・コミュニケーションの多い環境を選んでしまう
・話し声の多い環境を選んでしまう

環境が合わないと仕事への適性があっても苦労してしまうことがあります。

職種を決めつけない

職種を決めつけると「この職種ならどこでもいい」と思ってしまうことがあります。

また別の職種なら合う条件があるのに、職種を決めつけてしまったせいで見つけられないということも多いです。

「働きやすい環境」「働きにくい環境」を書き出すところからはじめましょう。

条件次第では正社員がいいとは限らない

日本では「働く=正社員」という考えが根付いていますが、人によっては正社員が合わないこともあり得ます。

無理に正社員になって、数ヶ月……あるいは数年で辞めてしまうのであれば、働くハードルを落としてでも長く働けるところを探した方が良いです。

低いハードルで働いているうちに、ここならもっとできそうとなり、最終的には正社員として働ける可能性もあります。

正社員になるのに経験が求められる仕事であれば、アルバイトや派遣社員として経験を積むのもありです。

ただし、次の条件に該当するのであれば、正社員での転職にこだわりましょう。

【正社員にこだわった方がいい人】
・正社員でないことにコンプレックスを持ってしまう可能性がある
・正社員で働く同世代と比較して落ち込んでしまう

条件に該当する人は、正社員で働いている自体が精神安定剤になってくれます。

短期離職後の正社員転職

正社員としての転職方法としては主に3つあります。

【主な転職方法】
1.転職サイトに登録して、書類選考から面接まで自力で頑張る
2.就職エージェントを利用して、転職をサポートしてもらう
3.就職支援を利用して転職先を探す

1は自力での転職、2と3は転職をサポートしてもらう方法です。

短期離職をしてしまっているのであれば、自己分析が間違っている可能性が非常に高いです。

そのため、まずは転職相談をしてみることがおすすめです。

【転職相談をするメリット】
・自分では気づけていない強みを教えてもらえる
・話をすることで考えがスッキリする
・自分がどうなりたいのか気づくことができる

自分ひとりで転職活動をしてしまうと、私のように合わない環境を選んでしまう可能性が非常に高いです。

おすすめの相談先

相談先には20代の短期離職に理解のある相手を選びましょう。短期離職の悩みを理解してもらえないと、いくら相談してもモヤモヤが増えるだけになってしまいます。

最悪の場合、自分が傷ついてしまうことだってあり得ます。

【短期離職者におすすめの相談相手】
・短期離職経験がある
・転職回数が多くても批判しない
・短期離職経験者に関わってきている

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うつ病になってしまっているなら

うつ病や発達障害者などの診断を受けているのであれば、専用の転職支援サービスを使うことができます。
事務で転職したいのに経験やスキルがない人向けにサポートを行ったり、長く働けるように障害への理解を深めることができます。
【利用条件】
うつ症状や発達障害などで就職活動に不安を抱えている
東京(大手町・お茶の水・秋葉原)、神奈川(横浜)、大阪(梅田)に通所可能
・週4〜5日(平日)通所可能
事務職で活躍できるようにプログラムが組まれています。
事務への就職社数が多く、長く働けることが特徴です。
就職支援だけでなく、障害への理解が深まったという方も多く、就職後に長く働くことにつながっています。

【就職実績】
事務職への転職率が94.5%(※2019年利用者アンケート結果)。
定着率91.4%(※2019年度実績)

正社員にこだわらないなら

正社員にこだわらないなら、派遣社員やアルバイトが選択肢に入ります。

色々な仕事を経験してみて、「自分がなにをしたいのか」「どうなりたいのか」を探ることもできます。

【働き方の選択肢】
・派遣社員
・アルバイト
・日払い

派遣社員

ある程度なりたい職業が決まっているのであれば、派遣社員として経験を積むのもありです。

特に事務系の仕事は、派遣社員での募集が多いです。

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アルバイト

アルバイトは通いやすい職場を探せるのがメリットです。また派遣社員と違って契約期間が決まっていないので、「辞める」と言わない限りは同じ職場で働き続けられます。
「週1OK」「1日4時間OK」など様々な条件の仕事があるので、自分に合いそうなものを探してみてください。
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日払い

日払いはその日限りの契約で終わる仕事です。ただし、あくまで契約がその日だけであって、募集自体はほぼ毎日されているような職場もあります。

1日だけ働いてみて、合いそうだったらまた応募するということができるのが日払いのメリットです。

ちなみに日払いの募集は、「アルバイト」「派遣社員」のどちらも存在します。

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慌てて転職するとまた短期離職を繰り返すかも

私が短期離職を繰り返した要因には、「今の仕事を辞めるために転職した」というものがありました。

辞めたい気持ちが強いと、つい会社を辞めることを優先して転職活動をしてしまいます。

このまま転職をしてしまうと、、入社したもののやっぱり違ったとなってしまったとなりがちです。

新卒の会社や2社目を辞めた原因をしっかり分析して、2回目の転職では失敗しないようにしましょう。

焦らず自己分析することが重要です。おすすめは、短期離職への理解がある相手に”とりあえず相談”することです。

相談する勇気が湧かないなら

「転職するのは面倒」「短期離職のことを話すのは怖い」と感じているのであれば、無料でできる転職診断もあるので利用してみましょう。

自己分析をすることができ、自分では気づいていなかった強みを知ることができます。

まとめ

短期離職を2回繰り返したとしても、転職することができます。しかし、焦って転職先を選んでしまうと入社してから後悔する可能性があります。

まずは「どんな環境なら働けるのか」「どんな条件だと無理なのか」を自己分析するところからはじめましょう。

ひとり自己分析をすると悪いことばかり考えてしまいがちなので、まずは相談することがおすすめです

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