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短期離職は逃げじゃない

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短期離職をすることは逃げではなくありません。

無理に続けてストレスばかりの日々を過ごすぐらいなら、自分を守るための立派な選択です。

私は正社員4社を含めて9回の短期離職をしていますが、辞めてから後悔したことは一度もありません。

目次

短期離職が逃げと言われる理由

日本社会には、一度入社したら2年は続けろという考え方が浸透しています。

だからこそ、2年以内に辞める人に対して逃げだと言われます。

短期離職が逃げだという人の心理

短期離職を逃げだという人の多くは、転職を経験したことがありません。

「すぐに辞めたら転職できない」「まずは2年は続けた方がいい」と脳死で言ってきます。

ですが短期離職を9回経験している私からすれば、思考放棄で誰かに聞いたことをただ言っているだけの彼らのほうが、逃げているとすら感じています。

短期離職が逃げだと言う人の多くは、今の会社がつらく、頑張って続けてきたと思い込もうとしています。

自分が無理して続けてきた努力を否定されたくないがために、すぐに辞める短期離職者を否定しようとします。

「2年以上続けたほうがいい」「短期離職は良くない」と相手に伝えることで自分を洗脳し、2年続けている自分は正しいと思い込もうとしています。

短期離職は逃げじゃない

短期離職した人は辞めるまでにあれこれ悩むことになります。

「辞めて大丈夫かな?」「このまま続けた方がいいんじゃない?」「辞めたらあれこれ言われそうだし……」

口にしている以上の葛藤が心や頭の中にはあったはずです。

これは自分の気持をしっかり向き合った証です。

つらいけど仕事だから仕方ないと思考を放棄し、短期離職は逃げだと言う人よりもよっぽど考えています。

そして、「自分に合わない環境」「自分にとって得るもののない環境」から早く抜け出し、もっといい環境を見つける行動をできています。

これこそが短期離職が逃げじゃないと考える理由です。

短期離職をすると何が得られるのか

社会人年数が同じ人と比べると、たくさんの職種やたくさんの会社を知ることができます。

つまりは多くの経験を積んでいることになります。

私は短期離職を9回していますが、大学を卒業してから2年以内に3社で働いています。

しかもすべて異業種・異職種だったため、他の社会人2年目の人よりも多くの経験をしました。

多くの環境に触れました。

これによって、状況に合わせて柔軟に動く能力が養われたと思っています。

短期離職しても転職できるのか

短期離職すると転職できないという人がいますが、実際にはそんなことはありません。

私は短期離職を9回経験していますが、今も転職先を見つけることができています。

短期離職をすると書類選考で落とされる可能性が高くなります。

一方で面接までたどり着くことができれば、短期離職しているからで採用されるされないに差はないように感じています。

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