漠然と辞めたいと感じている時は、心の奥底では辞めたいと思っていない可能性があります。未経験の仕事や働き方に憧れ、「なんとなく辞めたい」という言葉で表現されているのです。
この記事では、辞めたい理由が分からないと感じているあなたのために、そんな感情の陥る理由をまとめました。
辞めたい理由が分からない
漠然と辞めたいけれど、辞めたい理由が分からない。そんな時は、辞めたい気持ちがあまり強くない可能性があります。
【漠然と辞めたいと感じる理由】
・仕事に変化がなくて別のことをやってみたい
・個人で勉強したことを活かして仕事をしてみたい
・個人で仕事をするのってかっこよさそう
これらに該当するのであれば、それは単なる憧れです。
自分が経験したことない未知の仕事や働き方に憧れ、それをやってみたいという気持ちが辞めたいという言葉になっています。
辞めたいと感じがちな理由
辞めたいと感じる場面は人によってそれぞれです。
私が過去に仕事を辞めたいと思ったんpは下記のような理由でした。
【辞めたいと感じがちな14の理由】
・やりたいことと違った
・上司の姿が求める働き方でなかった
・納得できないノルマがあった
・10年後も続けられない
・キャリアを積めない
・会話内容が愚痴ばかり
・パワハラを受けた
・社内ニートで必要とされているのか分からない
・マニュアルがない
・会社の空気が合わない
・話し声が多すぎる
・できていたことができなくなった
・通勤時間が長い
・スーツを着たくない
やりたいことと違った
その会社に入社する前には、売上を伸ばすにはどうしたらいいのかなどを戦術的に考えてやってみたいと思っていました。
ですが実際は決まった時間に決まったことをやるルーティーンワークが主体でやりたいと思っていたことをやれる環境でなかったため辞めたいと感じました。
上司の姿が求める働き方でなかった
上司のつらそうな顔を見た時に、同じようになりたいとは思えませんでした。
仕事にやりがいを感じず、頑張って仕事を覚えた先の姿がその上司であれば続ける意味はないと思い、辞めたいと感じました。
納得できないノルマがあった
ノルマを達成するためには、顧客が必要としていないものまで売る必要がありました。
この考え方に納得ができず、ノルマ以外の部分は頑張ったものの納得ができず、最終的に辞める決断をしました。
10年後も続けられない
体力仕事をしていた時に怪我をしたことがありました。
誰も助けてくれず、満足に仕事ができないのを感じて「10年経って体力が落ちたらこの仕事は無理だ」と思い、辞めたいと思い始めました。
キャリアを積めない
スキルがその会社特有のもので、長く続けたところで転職に役立たないと感じた時に辞めたいと思い始めました。
やりがいがあればまだ違ったかもしれませんが、その仕事にやりがいは感じられませんでした。
会話内容が愚痴ばかり
誰かの愚痴や悪口は聞いていて気持ちのいいものではありません。
愚痴ばかり聞こえていくる会社は居心地が悪く、辞めたいと感じる要因になりました。
パワハラを受けた
価値観が違いすぎて、何かを言えば全否定され、何も言わなければ怒鳴られるという環境を経験しました。
1年ぐらいは続けたいと思っていましたが耐えられなくなり、1ヶ月半ほどで辞めました。
社内ニートで必要とされているのか分からない
入社から1週間以上仕事を与えられなかったことがありました。
とりあえずで開いている席に座らされ、何もすることがありませんでした。
頑張って関係のなりそうなことを調べたりはしていましたが、寝ないようにするのに必死でした。
周りが仕事をしているのに自分は何もしてないのを目の当たりにして、「自分はここにいていいんだろうか」と思い辞めたいと感じました。
マニュアルがない
マニュアルがないのにローカルルールの多い会社は無理でした。
どこまでやったらいいのかの基準も不明確なことが多くて困りました。
会社の空気が合わない
社員同士の関係がギスギスしていたり、会話がなくて静かすぎる環境は合いませんでした。
話し声が多すぎる
静かすぎるのはダメですが、会話が多すぎるのも無理でした。
特に聞こえてくる会話が誰かのミスだったり、誰かに対してきつく言っていたりすると自分と関係なくても気持ちが落ち込みました。
できていたことができなくなった
仕事中のトラウマが原因で、以前は普通にできていたことができなくなったことがありました。
通勤時間が長い
遅刻の連絡をするのが嫌なのでどうしても朝はやく行ってしまいます。
そのため、片道30分であっても実際に通勤で使う時間は40分~50分になってしまいます。
通勤中に電車やバスの中ですることもないので、時間のムダと感じてしまうことも多いです。
スーツを着たくない
自分で気がついていないだけで、スーツの仕事をしたくないということもあります。
私はスーツを着るために早く起きないといけないことや、スーツの動きにくさに対して煩わしさを感じてしました。
辞めるかどうかの基準
なんとなくで辞めると転職に失敗した時に絶対に後悔します。
「まだ続けてもいいかな」と思えるのであれば、理由もなく辞めることは避けましょう。
逆に、「働くぐらいなら死んだほうがマシ」と感じているのであれば、辞めることも選択肢に入ります。
そのまま働き続けて、仕事のトラウマができてしまう方が後悔する可能性が高いからです。
辞めない方が後悔すると感じたら、転職サイトでの求人検索や転職エージェントへの相談を行ってみましょう。
今すぐに辞めるわけではなくても、気持ちが楽になります。