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働くのが怖いは甘えじゃない。新卒から3社続けて短期離職を繰り返した体験談

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「働くのが怖い」「人が怖い」「パワハラが怖い」のは、怖いと感じさせてしまう会社に問題があります。

パワハラ気質の社風だったり、ホウレンソウをしにくい上司だったりと、怖いと感じるのは、

会社の空気感が原因であることがほとんです。

「働くぐらいなら死んだほうがまし」とまで気持ちが落ち込み、1年間は働かずに過ごしたこともあります。

私は20代で5回の転職を経験するなど、累計で9回の短期離職を経験しています。

正社員を最後に辞めた時には、働くのが怖くして仕方なくなりました。

目次

働くのが怖いのは甘えじゃない

働くのが怖いと感じる要因は主にふたつあります。

・人間関係
・責任の重さ

このどちらかだけでも働くのが怖いと感じがちですが、

働くのが怖いと感じる職場では、両方が揃っていることがほとんどです。

人が怖くて働けない

人が怖いと感じる要因は、

・周りは普通に会話しているのに自分は馴染めないという疎外感
・伝えたいことをまともに伝えにくいコミュニケーション環境

にあります。

上司が忙しかったり、話しかけにくい人だったりすると、伝えたいことを思うように伝えられないことも少なくありません。

休憩時間に他の人が会話をしている時に、「自分は加われない」と感じたら、その職場にいること自体が怖くなってしまいます。

この状態で仕事を続けていると、人が怖いと感じ始めます。

人が怖いのか環境にも原因があり

人が怖いと感じるのは、あなた自身ではなく環境に問題があることも少なくありません。

仕事を丸投げで、必要なことを教えてくれないような環境だと、質問のしようもありません。

質問しても「そんなことも分からないの?」という反応をされてしまうと、次に質問をするのが怖くなってしまいます。

このように、コミュニケーションをしにくい要因が揃っている会社は少なくありません。

上司に話しかけにくい環境であれば、人が怖いのはあなたが原因ではありません。
怖いと思わせる会社に問題があります。

責任のある仕事が怖くて働けない

仕事の責任が重いと、働くのが怖いと感じます。

特に次のような条件が揃っていると、責任が重いと感じがちです。

【責任が重いと感じがちな状況】
・スキル不足の仕事を無理やりやらされている
・聞ける相手がいない
・失敗するとすぐに文句を言われる

この条件が揃っていると、

あなたは全ての仕事をひとりで完結しないといけないと感じてしまいます。
はっきり言って最悪です。

会社は必要なコミュニケーションを求め、必要に応じて情報を共有することを求めてきます。

求めているのに、伝えたことを否定されたら仕事が怖くなって当然です。

パワハラで働くのが怖い

一度パワハラを受けると、一生そのことが記憶に残ります。

私もかつてパワハラを受け、1年間引きこもりになったこともありました。

「働くぐらいなら死んだほうがまし」と思い、毎日閉じこもっていました。

今はなんとか働くことができていますが、

・パワハラをしてきた人と同じような発言をされる
・似たような空気感を持っている人と出会う

ということがあると、パワハラを受けた時のことを思い出します。

働くのが怖いと感じて辞めることを考え始めます。

そうなった職場で長く続けることはありません。

無理に続けて後悔するぐらいなら、辞めるほうがよっぽどましだと思っています。

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怖いなら逃げていい

働くのが怖いと感じているのはあなただけではありません。
周りの人も怖いと感じていて、恐怖から逃げるための行動をしています。

もしあなたが怖いと感じているのであれば、他の人と同様に、恐怖から逃げるための行動をしましょう。

【働くのが怖いときの選択肢】
・休職する
・バックレる
・仕事を辞めて転職する

私が一番よく選んだ行動は「転職をする」ことです。

一度恐怖を感じた職場で、恐怖がなくなることはほぼありません。

過去には、正社員で働いた後、1年後にバイトで復帰した職場がありますが、辞めた原因が間違っていなかったと再確認できただけでした。

転職すべきかをひとりで判断できないのであれば、一度相談してみましょう。

ただし、同じ職場の人には絶対に相談しないでください。

「そうだよね」と共感してくれたとしても、

最後は愚痴の言い合いみたいな流れを作られるだけです。

こういうことがあるけど仕方がない。だけど頑張ろう。

と言われても、あなたの「転職すべきか知りたい」という悩みは解決しません。

本気で相談するのであれば、「その会社以外に所属している転職経験のある人」「転職希望者の支援をしている人」のどちらかにしましょう。

近くに転職経験のある人がいないことも多いので、同じ環境で働いていた人に相談するのがおすすめです。

働くのが怖いという感情は、ひとりで悩んでいても解決しません。

誰か分かってくれる人に相談するだけで、気持ちが軽くなります。

時には自分に合ったアドバイスを貰え、前に進むきっかけも得られます。

怒られるのが怖いは甘えじゃない

評価されるのは怖いものである

働くのが怖いのは普通の感覚です。

会社で働く以上は、仕事に対して他人に評価されます。

そして、評価を満たしていない場合は、「なぜ達成できなかったのか」を聞かれたり、達成できないことに対してお叱りを受けたりします。

しっかりこちらと向き合って話をしてくれるならいいですが、

中には一方的に

「なんでできないんだ!」
「やれよ!」
「そのやり方は違う!言う通りにしろ!」

と声を荒らげてくる人もいます。

これでは、

なにかするたびに怒鳴られるんじゃないと考えるようになり、仕事をすること自体が怖くなってしまいます。

他人と比較することの恐怖

直接文句を言われなかったとしても、

「いつか言われるんじゃないか……自分は全然ダメだし……」と感じる場面もあります。

特に多いのが、複数の人で一緒に仕事をしている時です。

同じ仕事をしていると、どうしても周りと仕事の早さを比較してしまいます。

「あの人は早いな」
「みんなできるのに、私はできない」

みたいなことを考えてしまいます。

そして、周りよりも仕事ができないと感じると、

「なんで私はできないんだろう」
「全然仕事ができなくてだめだ……」

と悩んでしまい、仕事をすることが怖くなってきます。

働くのが怖いと感じていない人の言動

働くのが怖いと感じていない人はいない

誰しもが働くのを怖いと感じているからこそ、怖くないと感じるように必死です。

怖さを隠すための行動のものがあります。

【働くのが怖いを隠すための行動】
・他人に怒鳴る
・他人や会社のせいにする
・愚痴を言う

彼らの特徴としては、「働くのは当たり前」「言う通りに働いている俺はえらい」と思っているということにあります。

ただ、彼らが働くのが怖くないかと言えば、そうではありません。

よく大声を張り上げて怒鳴る上司の話を耳にしますが、彼らも働くのが怖いのです。

もっと正確に言えば、

自分の仕事の内容が会社の求めるレベルまで届かず、あとで怒られることを恐れています。

その結果、思い通りに行かないと部下にあたります

それが部下のやる気をなくしたり、ホウレンソウが正しく機能しない原因となることに気づくいていません。

部下の信頼を損ねることが、仕事の質が悪化することにつながるとは思っていません。

怒鳴る人たちにとっての部下は、自分の思い通りに動くべき駒なのです。

部下を駒だと思っている人は、「思い通りの仕事をしているのか」「していないのか」の2種類で人を判断します。

そのため、明らかに適正に合わない仕事を任されたり、仕事の量が多すぎるなんてことも起きます。

これでは、「働くのが嫌だ・怖い」と感じるのが普通のことです。
文句を言ってくる上司のほとんども、同じように恐怖を感じていて必死になり、周りが見えなくなっています。

怖いから他人のせいにする

愚痴ばかり言っている人もよくいますが、本質は怒鳴っている人と同じです。大声を出せないから、小さな声で怒鳴っています。

彼らの殆どは仕事を頑張るつもりはなく、会社から仕事に対して指摘を受けることだけを恐れています。

そのため、つらい・限界だけど頑張っている感を出して、自分の仕事が減るように努力をしています。

働くのが怖いなら守るべきは自分の心

働くのが怖いと感じているのであれば、あなたの心は悲鳴をあげています。

会社はお金を払うことで経済的支援をしてくれますが、心までは守ってくれません

そして心は、一度壊れてしまえば、簡単には修復することはできません。「恐怖」「トラウマ」など様々なものが残り、今後の仕事選びの幅をせばめてしまいます。

最悪の場合は、働くこと自体が嫌になってしまいます。

「すぐ辞めたら転職できない」「一度入社したら2年は働け」という人もいますが、

自分を守るためなら全て無視していいです。

2年以内に辞めたとしても、転職することはできます。

それよりも、無理に続けたことで働くことが怖くなり、引きこもってしまう方がよっぽど問題です。

自分の心を守るための行動であれば、辞めることは逃げではありません。

金メダル級の誇っていい選択です。

怖くて辞めると言えないなら

もしあなたが、、

「もう二度と会社に関わりたくない」
「自分から辞めるというのは怖い」
「言っても辞めさせてもらえる気がしない」

と感じているのであれば、転職代行を利用しましょう。

あなたの代わりに退職の手続きをやってくれるので、嫌な会社と関わる必要はありません。

退職代行を利用する前に注意点としては、最後の出勤になる日に会社から借りているものは置いてきましょう。

デスクのロッカーに入れておくなどで大丈夫です。

【会社に置いてくるものの例】
・社員証
・カードキー
・会社携帯
・会社PC

これらを自宅に持ってきていると、返却のために会社にいかなければならないことがあります。

せっかく退職代行を使ってやめようとしているのに、会社に行く理由を残してしまってはもったいないです。

もう二度と会社に行かなくていい準備をしておきましょう。

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正社員で働くのが怖いは甘えじゃない

「働く=正社員」という考え方が日本社会には根付いています。

だからこそ、正社員以外で働くのは甘え。そんなふうに脳死で言ってくる人もいます。

ですが、正社員という働き方が向いてない人もいます。私は正社員を4社経験し、4社全てで短期離職しました。

正社員以外で働いてみて感じたのは、非正規社員での働き方の方が私には合っていると感じたことです。

そして、正社員になるのが怖いは甘えじゃないと心から思っています。

メンタルや環境的な要因で、正社員が合わない人がいるからです。
もちろん私もそのひとり。

だからこそ、無理に正社員になる必要はない。
正社員以外で働くことは、甘えではなく、立派な選択肢だと思っています。

正社員が向いてない人の特徴

正社員で働けない人は、スキル不足を気にしがちです。

ですが正社員で働けるかどうかは、スキルで決まるわけではありません。

私が正社員として働けなかった理由は、「メンタルが持たない」「価値観が合わないことに耐えられない」というのが理由でした。

【正社員に求められること】
・休まない
・言われたことを文句を言わずにこなし続ける
・会社の輪を乱さない

これらが正社員に求められます。

一方で私の場合は、

・納得したことしかやらない
・疑問があればどんどん聞く
・自分で決めたことを何を言われてもやり通そうとする

という部分がありました。

一言で言えば、会社の決めたことよりも、自分の価値観優先で動いてしまいます。

それが正社員に求められていることとは異なり、窮屈さを感じました。

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正社員になるのが怖い時の選択肢

あえて正社員にならないのも立派な選択肢です。

私は正社員4社を短期離職して、もう二度と正社員にならないと決めています。

正社員以外の働き方としては、次のようなものはあります。

【正社員以外の働き方】
・アルバイト
・派遣社員

「正社員になるのが怖い」「正社員で働くのが怖い」のであれば、
正社員以外の働き方も考えてみましょう。

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まとめ

働くのが怖いのは甘えではありません。多かれ少なかれ、誰しもが働くのが怖いと感じています。

その恐怖を隠すために、「怒鳴ったり」「愚痴を言ったり」と人によって様々な行動をします。特に、怒鳴ってきたり、きつくあたって来たりする人がいるのであれば注意が必要です。

このことが原因で働くのが怖いと感じているのであれば、その職場を離れ、別の職場を探すのがおすすめです。会社はあなたの心を守ってはくれません。自分の心を守るための選択をしましょう。

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仕事が怖い理由として

「周囲と比べて仕事が遅い」
「こんな私必要ないんじゃないか」
「いつか怒られるんじゃないか」

と感じているのであれば、評価する立場の人に相談してみましょう。

仕事が遅い理由には、経験不足や適性と合っていないことによるものもあるので、ひとりで判断するのは危険です。

相談した時の相手の対応を見て、解決しなかったり、精神的に無理だと感じたら、転職を検討してみましょう。

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