フリーターとして週に4日だけ働いている私が「なぜ週4日だけ働くのか」「どんな生活をしているのか」をまとめました。「正社員になる」「週5日働く」ことが正しいとは限りません。自分に合う働き方をすることが重要です。
【フリーターを選ぶ理由】
・正社員4社を経験したけど合わなかった
・短期離職が多いからどうせまた辞めると思っている
・責任の重い仕事はメンタルがボロボロになる
・ひとつのことしかできないから色々やらないといけない正社員は無理
・そもそも週5日8時間以上働くのが無理
・人間関係とか面倒
正社員4社を経験したけど合わなかった
学校教育では「働く=正社員」という刷り込みをされます。
私も大学を卒業する時には正社員で働くことが正義だと疑わず、新卒では正社員として働きました。
ですが思っていた仕事が出来ずに、1ヶ月半で短期離職しました。
その後も正社員を4社経験しましたが、4社全てで短期離職しています。
正社員の短期離職を繰り返したことで、正社員は合わないと感じています。
正社員で働いた最後の会社ではパワハラを受けてメンタルがボロボロになり、1年間引きこもりになったこともあります。
正社員4社を短期離職して無理だと分かったこと
・電話対応
・スーツで働く
・複数のことを同時にやる
・話し声が多い
・週5日働く
・1日8時間以上働く
・朝8時より前に起きないといけない
・通勤時間40分以上
・50歳以上の人
・車の運転
・ホウレンソウが多い
・暗記必須
・興味を持てない商品を扱う— うた@正社員が向かなくて辞めた人 (@ulovewriting) May 23, 2023
短期離職が多いからどうせまた辞めると思っている
私は正社員4社で短期離職を経験しています。
しかも私の短期離職はこれだけではありません。
契約社員、アルバイト、派遣社員として働いたことがありますが、いずれの働き方でも短期離職を経験しています。
今では「長く働きたい」という自分や会社への期待は一切持っていません。
気負わずに続けられる環境なら続けたらいい。頑張らないといけない環境なら辞めたらいい。
そう思って仕事をしています。
「どうせまた辞めるだろう」と自分に対して思っているので、一度入社したら辞めにくい正社員は選ばずに、バイトや派遣として働くフリーターを選択しています。
面接で言っている短期離職理由
責任の重い仕事はメンタルがボロボロになる
任された仕事があると、「ミスなく100%やりきろう」という気持ちが強くなります。
「こんなことが起こったらどうしよう」と他の人は気にしない部分まで気になってしまい、精神をすり減らしてしまいます。
大きなイベントがあるなどの一時的なものなら問題ないですが、毎日の業務で精神をすり減らしてしまってはメンタルが持ちません。
ひとつのことしかできないから色々やらないといけない正社員は無理
同時に複数のことをやるのが苦手です。
正社員で働くとなると、幅広い業務をこなすことを求められます。
適正に合わない仕事をやる必要もあり、自分に合っている業務と比べると、「時間」や「気力」、「体力」を大幅に消費します。
ただでさえ細かいところまで気になってしまう性格なので、苦手なことまでやるとなるともうメンタルがボロボロになります。
そもそも週5日8時間以上働くのが無理
1年間引きこもりになった時のトラウマで、「働くぐらいなら死んだほうがマシ」とまでメンタルが落ち込んだことがあります。
今ではなんとは働けるぐらいまで回復しましたが、それでも週5日働くのは無理です。
日数だけでなく、1日8時間も拘束されるなんて想像するだけで無理です。
今はなんとか働けていますが、またメンタルがボロボロになって、引きこもりに戻ってしまうことは容易に想像がつきます。
自分のメンタルがボロボロにならないようにするために、今では「週4日」「1日6時間」で働くことを選んでいます。
正社員は週5日のフルタイムが基本なので、今の私の働き方では必然的にフリーターを選ぶことになりました。
週4日働くようになって感じていること
【週4日になってよかったこと】
・仕事の責任が少なくなった
・仕事の二数が少ないので疲れにくい
・自分の時間が増えた
・平日に休みがあるので人混みを気にしなくていい
人間関係とか面倒
正社員に求められるのは社内の人間と円滑な人間関係を築くことです。
時には会社の仕事とは全く関係のない会話に参加することさえ求められます。
それが業務の円滑化に繋がらなかったとしても、人間関係を円滑にするための行動は評価されます。
逆にどれだけ仕事をしっかりやっていても、人間関係に支障をきたす人は評価されません。
やることやって自分一人定時に帰っても、冷めた目で見られます。
このような正社員の人間関係が面倒くさいと感じ、フリーターで働くことを選択しています。
フリーターになる前に考えてほしいこと
日本社会には「働く=正社員」という考えが深く根付いています。
一方で正社員になれる機会は限られています。
新卒や第二新卒が正社員になれる主なチャンスです。
この機会を逃してしまうと正社員になるのに苦労する可能性が高いです。
もし少しでも正社員として働きたい気持ちがあるのであれば、正社員で働くことにこだわっておいた方がいいです。
フリーターにはいつでもなることができます。
正社員にこだわって転職し、どうしてもダメだったらフリーターになるのでも遅くはないです。
私は正社員4社を経験し、4社全てで短期離職をしました。
結果として正社員が合わないと実感し、正社員になりたいという気持ちは1ミリも残っていません。
だからフリーターであっても後ろめたさは感じていません。
もし「正社員になりたい」「正社員で働かないといけない」という気持ちが少しでもあると、フリーターでいることに後ろめたさを感じてしまいます。
フリーターを選んではいけないケース
社会では「働く=正社員」と押し付けてきますが、それが全てではありません。
正社員で働くことが合わない人も存在します。
私は正社員4社を経験し、正社員が合わないと実感しました。
そして現在はアルバイトや派遣社員として働きながら、フリーターで生きることを選択しています。
フリーターでいるとあれこれ文句を言ってくる人もいますが、自分を守るための選択であれば誇っていいと思っています。
「正社員の仕事の責任に耐えられない」
「週5日も働いたらメンタルがボロボロになる」
というのであれば、フリーターは立派な選択肢です。
ただし、下記に該当する人は正社員を選んでおいた方が無難です。
【フリーターにならない方がいい人】
・家族を養う立場にある
・結婚を視野に入れている
・ローンを組む可能性がある
・正社員で働けという周囲の目が気になる
該当しない場合は、アルバイトや派遣で働くことも選択肢に入れましょう。
投稿が見つかりません。フリーターの生活費内訳
私の1ヶ月の生活費は13万円前後です。
ざっくりした内訳は次のようになっています。
固定費8.5万円+食費4.0万円=合計12.5万円
フリーターとして週4日働くと、週5日フルタイムで働くのに比べて使える時間が多くなり。この増えた時間でいかに節約するかが重要です。
正社員からフリーターを選ぶ時の注意点
フリーターを選ぶと正社員に比べて収入が下がることがほとんどです。そのため、正社員としてはたらいる間から生活水準を下げることを意識しましょう。
毎月の生活費が少なければ少ないほど、フリーターになったときに働く必要のある時間が少なくなります。
正社員は時間が固定ですが、フリーターであればある程度の自由が効きます。
まずは今の生活費がいくらなのか確認しておきましょう。
フリーターを選ぶ前にやっておくべきこと
どんな働き方があるのか
正社員で求人を探した場合は、
【正社員で働く必須条件】
「週5日」
「フルタイム」
のふたりはほぼ必須になります。
また、業界によってはスーツ着用が必須になります。
もし……
「週5日働けない」「フルタイムはキツイ」と感じているならば、
アルバイトや派遣社員で仕事を探しましょう。
最初は週2日や3日だけやってみて、その職場が合いそうだったら1日増やしてみる。
そんな働き方もありです。
今の私が実際にそうで、入社時は週3日だけでしたが、
慣れてきたのと、1日ぐらい増やしても大丈夫と感じて、今は週4日働いています。ちなみに勤務時間は、1日6時間前後です。
週5日働くことにチャレンジし始めた今の会社。入社時は週3日勤務だった。日数が少ないのは「頑張りすぎてしまうから無理しないように」って理由で面接官にも伝えていた。言葉通りに無理なく1年かけて、週3日から5日まで働ける所まで来た。自分のペースで無理せずは本当に大切。
— うた@正社員を捨てた社会不適合者 (@ulovewriting) January 13, 2024
【働き方の選択肢】
・アルバイトで週5日
・アルバイトで週5日未満
・派遣で週5日
・派遣で週5日未満
「アルバイト×5日未満」
好みのアルバイト求人サイトを利用しましょう。
「派遣」×「週5日」
【マイナビスタッフ】
マイナビスタッフでは、正社員雇用前提の求人を探せるので、長く働ける求人を見つけやすくなります。
「派遣」×「週4日以下」
【綜合キャリアオプション】
綜合キャリアオプションでは、「日雇い」「日払いOK」の仕事も探すことができます。アルバイトEXと組み合わせることで、探せる仕事の幅が広がります。
第二新卒
第二新卒であれば、新卒と同じ条件で仕事を見つけられる可能性があります。
条件としては転職エージェントを利用することです。
辞めた理由の整理や転職活動のへのモチベーションの維持のためにも、ぜひ利用してみてください。
第二新卒で短期離職したならこの記事を読んでみてください
【第ニ新卒向け転職サイト】
・1人あたり平均10時間の手厚いサポート。
・内定だけでなく、入社後もサポート
・不採用の理由が分かるので、面接がうまくいなくても次につながる
相談相手が全員第二新卒出身なので、新卒の辞めたい悩みに寄り添ってくれます
フリーター週4日で得たもの
フリーターになってから5社以上を経験しました。そのおかげで、この業種を続けてみたいと思えるものに出会えました。
一時期はメンタルが落ち込み、週1日働くのもきつい状態でしたが、今では週5日働けるようになりました。
フリーターになってから週5日働けるようになるまでかかったのは約3年。無理せず自分のペースで過ごしてきたおかげで、働ける日数を増やすことができました。
必ずしも週5日働く必要はありませんが、働けるに日数を増やせたというのは自分の中で大きな自信になりました。
まとめ
私がフリーターとして週4日働くようになったのは、正社員としての働き方が合わないと感じたからです。アルバイトや派遣社員になることで仕事の負担が減り、過ごしやすいと感じるようになりました。
はじめは週3日働くのがやっとでしたが、週4日、週5日と徐々に増やしていくこともできました。
正社員として働くことが全てではありません。週5日働かないといけないという決まりもありません。
今の自分に合う働き方ができればそれが一番です。周囲のことは気にせず、自分のペースで過ごしていきましょう。