私は働くのが怖くなり、働くぐらいなら死んだほうがましとまでメンタルが落ちたことがあります。
それまでに6社で働き、仕事に対する色々なトラウマもできました。
仕事のトラウマ
私が仕事に対して抱えたトラウマは次のようなものがあります。
・電話対応
・電話営業
・メモを取れない
・一発で必ず成功させないといけない
・スーツ着用
上司や先輩社員と価値観が合わず、パワハラを受けたこともありました。
電話対応
事務の仕事をしていた時に、3コール以内で出ろと言われました。もし3コール以内に出ないと怒鳴られてしまうので、いつ電話がなるのは常に不安な状態で作業をしていました。
電話営業
コールセンターで電話営業をさせられたことがあります。させられたというのは私が望んでその仕事をしたのではなく、会社都合で無理やりさせられたからです。
PCの前に座ってヘッドセットをつけると自動的に電話がつながり、1日400件以上の電話をしました。3ヶ月ほど続けて電話をすること自体が嫌になってしまいました。
メモを取れない
記憶力が0のため、メモを取れない職場は絶対に無理です。
「メモを取らなくても分かる簡単な内容だから」と言われても、メモを取れないと言うだけで不安になります。
そういう職場に限ってマニュアルがないことも多く、仕事を進める手順が分からないなんてこともありました。
一発で必ず成功させないといけない
私は決められたとおりに一発でやるというのが苦手です。
どれだけ注意しても、大なり小なりのミスが出てしまいます。
そのため、絶対のその通りにやらないといけないと言われると一気に仕事ができなくなります。
100%その通りでなくても良いと後から言われたとしても、どこまでが許されるのか分からないので100%やろうとして、うまくいかないことも多いです。
「やりながら考える」「失敗してから考える」タイプの私にとって、一発で完璧にこなさなければいけない職場は合いませんでした。
スーツ着用
スーツは私にとってパワハラの象徴になっています。
パワハラを受けて1ヶ月で辞めた会社がありましたが、朝起きてスーツを着るのが憂鬱だったことは今でも覚えています。
出勤するためにスーツを着る時間を作るのもバカバカしく感じています。
働くのが怖くなった理由
私が働くのが怖いと感じたのは、6社目を辞めたタイミングでした。
それまでは、「働かないといけない」という気持ちばかりが強くて、怖いと考える余裕がありませんでした。
ただ漠然と「社会に求められる働き方は合っていないんじゃないか」という気持ちはありました。
6社を経験し、2年以上働いたのは1社だけ、それ以外は2年以内の短期離職だったためです。
6社目でパワハラを受け、「働くのが怖い」と感じるようになりました。
1日8時間も会社に時間を取られるのに、少しも楽しくない。むしろストレスばかりでばかばかしい。
こんな日々を何十年も続けないといけない。
そう考えた時に、仕事が怖いと感じるようになりました。
仕事が怖い理由
私が仕事が怖いと感じる最大の理由は、次のようなものがあります。
・成果につながらない指示でも言われたらやらないといけない
・必要な確認をしているのに「自分で考えろ」という人が多い
・無責任な指示をしてくる上司が多い
・生産性のない会話ばかりで時間だけが取られる
会社は会社の都合だけで仕事を押し付けてきます。
働く側のことを考えた内容になっていないことも多く、指示する上司自身が「上から言われたから言っているだけ」なんてこともありました。
内容を確認しようとしても、上司自身が理解していないので明確な回答はなし。ひどいときだと「自分で考えろ」と丸投げをしてきます。中には怒鳴ってくる人もいます。
会社に振り回され、無責任な人と一緒に働くのは精神的にとてもきついです。
挙句の果てに諦めたように「最後は会社がなんとかしてくれる」と言われたら、働く気がなくなります。
トラウマは克服しきれていない
「電話対応」「スーツ着用」などのトラウマが私にはあります。
これらのトラウマは、その仕事を辞めて5年以上経った今でも残っています。
どうしたらトラウマの状況にならないのかを意識して立ち回ることで、精神的な負担を減らす工夫をしています。
仕事が怖くて働けない時の考え方
トラウマを塗り替えることが大切
仕事が怖いは、考えているだけでは改善できません。
成功体験を積んで恐怖を塗り替えていく必要があります。
今の職場が合わないなら別の職場を試してみる。その繰り返して、少しずつでも成功体験を積んでいきましょう。
怖いという感情は、頭の中で考えれば考えるほど大きくなってしまいます。いかに怖いを考えないようにするかが重要です。
できるだけトラウマに触れない仕事を選ぶ
トラウマというのは、自分に合わない環境で働いていたり、合わない仕事をしている時に発生することが多いです。
そのため、トラウマの原因がわかっているのであればできるだけ避けるようにしましょう。
私の場合は「電話対応」「スーツ着用」が無理なので、仕事を探す段階で「電話対応なし」「スーツ着用なし」の仕事を探すようにしています。
また、体質的に朝早く起きるのが無理なので、朝10時以降始業の仕事を選ぶようにしています。
怖くて働けない人の仕事の選び方
仕事が怖いのであれば、環境を変えてみることが重要です。
今週5日働いているのであれば、勤務日数を減らすと負担が一気に減り、恐怖心を減らすことにもつながります。
週3日や4日の仕事は、責任の少ない業務内容になっていることも多いので安心です。
また同じ週5日でも、1日の勤務時間が短い仕事を選ぶことで負担を減らすことができます。
まとめ
仕事が怖くて働けないのであれば、怖い要因から逃げる工夫をしましょう。
頑張って克服しようとして、メンタルを崩してしまっては意味がありません。
世の中にある会社はひとつではありません。色々な環境の会社があるので、自分に合うものを探してみましょう。